科目名  美学2
          
  
2 単位  
 
全学科  
1~4 年  
後期 
選択 
教員名  一色 裕 
授業テーマ
製品の哲学 
授業のねらい・到達目標
美学がながく論じてきた「芸術」の考え方が、現代になっておおきく変わったので、制作全般にかかわるトピックを論じながら、「製品」の哲学につながる問題群を説明してゆきたい。 
授業の方法
講義。前回説明した内容を前提して話を進めるので、注意して下さい。 
事前学習・授業計画コメント
特に指定した教科書を使わないので、毎回の講義のあとノートをよく整理し、疑問の点をあきらかにすること。時々リアクションペーパーを配布し、質問に答えながら、それまでの講義の内容をべつの仕方で要約します。リアクションペーパーに答えるスタイルが好評なので、昨年よりも回数をふやす予定です。 
授業計画
1
講義のプラン 
2
芸術「作品」と工業「製品」 
3
デザイン概念の過去と現在 
4
「形」についてギリシア哲学が考えたこと 
5
「形」について日本語が教えること(その1) 
6
「形」について日本語が教えること(その2) 
7
記憶像と図像 
8
記憶像と図像 
9
「作品の哲学」 
10
柳宗悦の民芸概念 
11
柳宗悦の民芸概念 
12
デザインの解剖学シリーズについて 
13
授業内試験と解説 
14
課題学習 
15
総括 
その他
教科書
柳宗悦  『工芸文化 (岩波文庫)』  岩波書店  1985年
教科書は講義の一部をおおうにすぎません。 
参考書
佐々木健一  『作品の哲学』  東京大学出版会  1985年
 
成績評価の方法
及び基準
授業内テスト(90%) 、 授業参画度(10%)
オフィスアワー
授業が始まってから、具体的な指示を出します。