科目名  歴史学1
          歴史学1
  
2 単位  
 
 
1~4 年  
前期 
選択 
教員名  髙草木 邦人 
授業テーマ
ヨーロッパにおける国民国家の形成 
授業のねらい・到達目標
本講義の目的は、自国以外の様々な国の歴史的経験や認識を理解し、歴史の多面性を考える力を身につけるだけでなく、身の回りの様々な物事の歴史性を学び、受講生の思考能力を高めることである。主に扱う題材はヨーロッパの「国民国家」として、我々が普段当たり前のように考えている「国家」について考えを深める。 
授業の方法
講義形式をとるが、必要に応じて映像教材なども利用する。なお、受講者の人数とその理解度に応じて、下記の授業計画を若干訂正することがある。 
履修条件
特になし。なお、後学期開講の歴史学2(髙草木)を受講すると、本講義のテーマをより深く理解できる。 
事前学習・授業計画コメント
教科書の指定した個所を授業前に読んでおくこと(指示はガイダンス時に行う)。また、本講義はいわゆる通史ではないので、高等学校で使用した世界史の教科書や参考書を通読して、ヨーロッパ史の流れを復習しておくこと。 
授業計画
1
ガイダンス 
2
ヨーロッパ中世と封建国家 
3
宗教改革 
4
英国国教会 
5
三十年戦争 
6
ピューリタン革命と名誉革命 
7
フランス絶対王政 
8
フランス革命 
9
ナポレオンとヨーロッパ 
10
1848年の「諸国民」の春 
11
ドイツ第二帝国 
12
フランス第三共和政 
13
「国民国家」とヨーロッパ 
14
授業内テストと解説 
15
本講義のまとめ 
その他
教科書
小田中直樹  『歴史学って何だ? (PHP新書)』  PHP研究所  2004年
上記の教科書は事前学習用の教科書である。教科書に書かれていることを前提に講義を進めるので、事前に読んでおくこと。講義では、適時資料を配布する。  
成績評価の方法
及び基準
授業内テスト(100%)
オフィスアワー
開講時に指示する。