科目名  民俗学2
          
  
2 単位  
 
 
1~4 年  
後期 
選択 
教員名  野村 典彦 
授業テーマ
今日の生活と民間伝承 
授業のねらい・到達目標
21世紀を生きる私たちの生活の中に伝えられる民俗、あるいは新たに生産されていく民俗、今日の生活の中に日本の民俗文化を見渡せるようにする。 
授業の方法
印刷物を配布しながらの講義 
履修条件
受講希望者数が教室定員を超過した場合は人数調整を行なうので、必ず第1回めの授業に出席すること。 
事前学習・授業計画コメント
課題レポートについては、自らが声を発してたずね、自らの耳で聞いた資料に基づくものを高く評価する。 
授業計画
1
蘇民祭 ―土用とは何か― 
2
神が「憑く」ということ ―神の言葉、あるいは動物の憑依―  
3
霊が「たたる」ということ ―菅原道真、平将門、あるいは崇徳院― 
4
たたりと米作り ―斉藤別当実盛とサネモリサマ― 
5
蛇に守られる村 -つじきり・みちきり― 
6
トイレという空間 -赤い紙・青い紙、あるいは可愛い赤ちゃん- 
7
産育と石 ―子どもの儀礼― 
8
嫁入り -「○○家・○○家 ご結婚披露宴」- 
9
豊作を祈る ―新婚夫婦と田の神様- 
10
どんど焼 ―新婚夫婦と道祖神― 
11
8日・半月の晩 ―疫病神の訪れ― 
12
23日・半月の晩 -大師講の雪-  
13
満月の晩 ―ナマハゲとお年玉― 
14
神の去来 -神無月に神は出雲へ行くのか- 
15
まとめ -伝承と毎日の生活- 
その他
教科書
なし 
参考書
宮本常一  『忘れられた日本人』  (文庫本でよい)
柳田国男  『遠野物語』  各社(文庫本でよい)
 
成績評価の方法
及び基準
試験(50%) 、 平常点(10%) 、 レポート(40%)
コメント[出席状況は、授業時のアンケートなどとともに平常点の評価に加える。]
オフィスアワー
講師室(授業前)。もしくは授業後に教室で。