科目名  民俗学1
          
  
2 単位  
 
全学科  
1~4 年  
前期 
選択 
教員名  斎藤 弘美 
授業テーマ
「いま」の私たちと「むかし」の日本人をつなぐ民俗の知恵~ハレとケを中心に 
授業のねらい・到達目標
「いま」に生きている私たちが無意識に継承している『民俗』に気づく。
そうした『民俗』の意味を知り、自分たちの現在の生活との関わりを考えていくことで
「現在の課題に答える学問」として登場した民俗学の可能性を探る。 
授業の方法
講義形式で進めるが、講義を聴くことで湧いてきた疑問には
毎回、質問票に答える形で双方向授業を行う。
また、理解を助けるためにビデオやDVDの視聴も適宜入れていく。
理解度を測るためにリアクションペーパーを活用する。
実際に民俗を体験し、考えることも大切なので、授業の最後にレポートの提出を求める。 
授業計画
1
はじめに~入学式が春に行われるわけ 
2
「民俗」とは~民俗学は発見の学問 
3
月と太陽~人間の時間・神様の時間 
4
休日~神様が来るハレの日 
5
「日本人」になる盆と正月~盆正月は最大のハレの日 
6
最強「コメの力・モチの力」~ハレの日の食事~ 
7
マツリの力~神と人・人と人のきずなを強める~ 
8
お寺と神社の関係~日本人の宗教観 
9
いのちを「清める、増やす、強める」年中行事 
10
いのちを「受け継ぐ、つなげる」人生儀礼 
11
誕生~あの世からこの世へ 
12
死~この世からあの世へ 
13
講義内容の整理・授業内試験と解説(1) 
14
講義内容の整理・授業内試験と解説(2) 
15
まとめ~現代に生きる民俗、活かす民俗 
その他
教科書
なし 
参考書
授業中に必要に応じて指示する 
成績評価の方法
及び基準
平常点(10%) 、 レポート(35%) 、 授業内テスト(30%) 、 授業参画度(25%)
コメント[第13回もしくは第14回に授業内試験を行う]
オフィスアワー
非常勤講師室、授業の前後 
備考
後期の民俗学2を継続して受講することが望ましい。