科目名  社会学2
          
  
2 単位  
 
全学科  
1~4 年  
後期 
選択 
教員名  石井 秀夫 
授業テーマ
核家族化がもたらす社会問題 
授業のねらい・到達目標
 現代社会のさまざまな社会問題を核家族化との関係で考えていく。とくに離婚、子育て、老人問題が中心テーマとなる。また総合基礎科目であることを考慮し、その時々の時事問題について幅広く触れ、新聞を読む力を身につける。受講によって、しっかりした国家観に基づく見識を身につけたい。いわゆる進歩的考え方に対しては批判的立場から講義するので、その点を了解のうえ受講してほしい。  
授業の方法
 授業は典型的な講義形式である。授業には必ず出席し、静かに聞くこと。また新聞をよく読んで、現実の社会問題に関心を持つこと。 
履修条件
履修希望者多数の場合は履修制限をおこなう。 
事前学習・授業計画コメント
教員の指定する文献をあらかじめ読むことはもちろんのこと、内容を理解するために用語を調べるなどの準備を行うこと。
新聞の社説をよく読んでおくこと。授業計画が後ろにずれ込むことがあるので、連続した受講を心がけてほしい。 
授業計画
1
核家族化の進行 核家族化とは何か 
2
家族機能の縮小 機能の集中 
3
現代家族の危機 離婚 
4
離婚率の推移 国際比較 
5
アメリカの社会問題と離婚 
6
核家族の中の子ども 
7
核家族化と高齢化社会 老人問題 
8
核家族化と単親家族 親の不在 
9
核家族と子育て 少子化 
10
核家族と子育て 父性と母性 
11
核家族と子育て 少子化と子どもの自立 
12
核家族と子育て 兄弟関係と親子関係 
13
地域社会の崩壊と子ども 
14
豊な時代の子ども 
15
後期まとめ 
その他
教科書
夏刈、石井、宮本著  『不確実な家族と現代』  八千代出版  2006年
 
参考書
なし 
成績評価の方法
及び基準
試験(100%)
コメント[授業は典型的な講義形式でおこなう。事前の学習は必要ない。授業には必ず出席し、静かに聞くこと。また新聞をよく読んで、現実の社会問題に関心を持つこと。]
オフィスアワー
質問は授業の前後に本館2階の講師室で受ける。