科目名  医学知識2
          
  
2 単位  
 
コース科目  
2~4 年  
後期 
選択 
教員名   原 元彦 
授業テーマ
社会福祉の分野では,医学知識,特にリハビリテーション医学の知識は重要である.
医学知識2ではリハビリテーション医学について概説する.
 
授業のねらい・到達目標
医学知識1に続いて履修することで,個々の疾患に対する知識を深めることができるようにする.
障害学としてのリハビリテーション医学の意義を学ぶ.
前頭葉機能検査に関する簡単な実習を予定してる. 
授業の方法
教科書(学生のためのリハビリテーション医学概論)の内容にしたがって進める.
授業の一部はPowerpointのPresentationを用いて行う.資料は一部補足して配布する. 
履修条件
医学知識1を履修した後に医学知識2を履修することが望ましい.
 
事前学習・授業計画コメント
中学校・高等学校で履修する程度の生物,保健の知識があることが前提になる.
あらかじめ可能な範囲で各自で見直しておくこと.
 
授業計画
1
導入 
2
リハビリテーションの概念 
3
リハビリテーションの対象
ライフステージにおける障害アプローチ 
4
障害の階層とアプローチ
ICIDHとICF 
5
リハビリテーション評価学
ADL 
6
高次脳機能障害について 
7
前頭葉機能,遂行機能検査・実習 
8
疾患各論・1
高齢者に多い疾患とリハビリテーション医学 
9
疾患各論・2
脳血管障害,外傷性脳損傷,神経変性疾患(認知症など) 
10
疾患各論・3
神経変性疾患(パーキンソン病など) 
11
疾患各論・4
心肺疾患,その他の内部障害 
12
疾患各論・5
がんのリハビリテーション 
13
疾患各論・6
小児:筋ジストロフィー,脳性麻痺 
14
疾患各論・7
運動器,脊髄損傷,義肢・装具など 
15
テスト 
その他
教科書
社会福祉士養成講座編集委員会・編集  『人体の構造と機能及び疾病 医学一般 (新・社会福祉士養成講座 第1巻)』  中央法規出版株式会社  2009年
栢森 良二  『学生のためのリハビリテーション医学概論』  医歯薬出版  2011年
本田 哲三(編)  『高次脳機能障害のリハビリテーション,実践的アプローチ』  医学書院  2010年  第2版
「学生のためのリハビリテーション医学概論」は保健医療福祉系の学生を対象に執筆されている. 
成績評価の方法
及び基準
試験(80%) 、 授業参画度(20%)
コメント[試験当日の欠席は減点の対象になる.]
備考
講義中にわからないことがあるときは質問してください.