科目名  読書と豊かな人間性
          
  
2 単位  
 
 
2 年  
後期 
選択 
教員名  朝比奈 大作 
授業テーマ
学校図書館における読書指導の原理と方法を理解し、司書教諭として学校図書館にどのような蔵書を用意すべきかを考える。 
授業のねらい・到達目標
子供たちが読書の喜びに「出会う」ことができる学校図書館を作り上げていくことが司書教諭の責務である。それを可能にするためにはどのような知識・技術が必要か、考察してみる。 
授業の方法
講義主体の授業とする。適宜印刷物を配布する。 
事前学習・授業計画コメント
公共図書館、大型書店等で、児童青少年向けに出版されている図書・雑誌等に触れる機会をなるべく多く作っておくように。 
授業計画
1
オリエンテーション、「子どもの読書活動推進法」について 
2
現代日本における子どもたちの読書実態(2011年度読書調査の結果から)1 
3
現代日本における子どもたちの読書実態(2011年度読書調査の結果から)2 
4
現代日本の図書出版流通の実態1 
5
現代日本の図書出版流通の実態2(各種のメディア状況を含めて) 
6
子どもの発達(development)と読書1(総論) 
7
子どもの発達(development)と読書2(読書能力の発達) 
8
子どもの発達(development)と読書3(読書興味の発達) 
9
子どもの発達(development)と読書4(読書と人間性の発達) 
10
学校図書館における読書指導のあり方 
11
学校図書館における読書指導の方法1(低年齢児童を中心に) 
12
学校図書館における読書指導の方法2(中学・高校生を中心に) 
13
生涯学習と読書指導 
14
読書指導の意義と課題 
15
まとめ、総括 
その他
教科書
教科書は使用せず、適宜印刷物を配布する。 
参考書
朝比奈大作(編著)  『読書と豊かな人間性 (司書教諭テキストシリーズ)』  樹村房  2002年
その他の参考書については適宜授業中に指示する。 
成績評価の方法
及び基準
レポート(100%)
コメント[講義期間中に各自テーマを決め、そのテーマに関する読書材を実際に読んでみた上で、どのようなものが学校図書館の選書に値するかを考え、その結果をレポートにまとめる。詳細は授業中に指示するが、このレポートをもって期末試験に代える。出席不良の者にはレポートの提出を認めない。]