科目名  図書館経営論
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
半期 
選択 
教員名  加藤 好郎 
授業テーマ
各種の図書館経営の実際とこれからのトップマネージメントの経営戦略 
授業のねらい・到達目標
経営が何故必要なのか、その役割は何かを、経営学の理論と経営現場のマネージメントを通じて理解させる。図書館経営におけるトップマネージメントに必要な経営情報とは何か、如何にしてそれらを入手し、さらに事業目標をどのように設定し実現できるかを説明する。アメリカを中心にした海外の図書館経営を紹介することで、今後の日本の国立国会図書館、公共図書館、大学図書館、学校図書館における今後の経営のあり方を戦略的に考えさせる。 
授業の方法
幾つかのセッションごとに、図書館経営における問題点をケースとして与える。学生諸君には、その解決策を考えさせる。解決に向けては、結果よりも考える努力が必要であることを伝え、うわべの知識だけではなく質の高い情報を取ることで、各ケースに真摯に取り組み、図書館の意味と図書館利用の効果や方法も理解させる。この経験を通じて、職業人としての真の力を付けさせ、働く能力と喜びを生み出させる。 
授業計画
1
ガイダンス、図書館における経営とは 
2
図書館関連法案 
3
経営学の歴史 
4
人的資源管理とリーダーシップ論、図書館の管理運営とは  
5
公共図書館経営 
6
アメリカとイギリスの公共図書館経営 
7
学校図書館経営 
8
大学図書館経営とアメリカの大学図書館経営 
9
国立国会図書館経営と米国議会図書館経営 
10
図書館の評価方法 
11
図書館経営からみたリスクマネージメント 
12
図書館経営におけるプライバシー保護と著作権 
13
図書館経営におけるコンソーシアムの必要性 
14
図書館経営にかかわる諸問題 
15
図書館の組織、図書館の職員、図書館の施設 
その他
教科書
加藤好郎  『大学図書館経営論』  勁草書房  2011年  第初版
授業中に教科書を使用します。 
参考書
必要ありません。 
成績評価の方法
及び基準
試験(40%) 、 レポート(20%) 、 出席 (40%)
コメント[試験と出席を重視します。]
備考
前期、後期同様の内容で実施。