科目名  図書館サービス論
            
2 単位  
 
 
2～4 年  
半期 
選択 
教員名  加藤　好郎 
授業テーマ
各種図書館サービスの内容を理解させることで、学生諸君に図書館利用を促進させ、学習効果を高める。 
授業のねらい・到達目標
図書館は、何の目的を持って存在しているかを理解させる。現在、どんなサービスが実施されているのかを解説する。現在、そのサービスがどのように変化しているのかを説明し、図書館をどのように利用すれば質の高い情報を得ることができ、学習効果が高くなるかを、具体的な事例を示して、図書館利用のモチベーションを高める。 
授業の方法
前半は、図書館の知識として、各種の歴史、業務、サービス、法律などを説明し理解させる。後半は、「図書館の仕事シリーズ」と題して、パブリック・サービスを中心に、実際の業務を詳細に説明する。大学図書館あるいは公共図書館で図書館サービスを受けさせその評価をレポートさせる。テクニカル・サービスでは、選書業務のコンセプト、収書業務のノウハウを教え、出版業界と図書館の関係を説明する。さらに、目録・分類を説明しながら「大学生としてのレポートの書き方」も授業する。 
授業計画
1
ガイダンス、（コースアウトラインの説明、専門職としての図書館員の仕事、コースの成績評価の説明） 
2
図書館の5原則、図書館サービスの基本原則 
3
図書館サービスの社会的意義 
4
図書館の情報管理機能とサービス内容 
5
図書館の種類とサービス対象 
6
図書館関係法案と図書館のサービス類縁機関 
7
図書館サービスにおけるプライバシー保護と図書館学の歴史 
8
パブリック・サービスの実際①：閲覧、書庫管理、相互協力 
9
パブリック・サービスの実際②：レファレンスサービス　 
10
パブリック・サービスの実際③：逐次刊行物と貴重書　 
11
テクニカル・サービスの実際①：選書業務　 
12
テクニカル・サービスの実際②：収書業務　 
13
テクニカル・サービスの実際③：分類・目録業務　 
14
各国の図書館サービス：米国（含むLC）、英国（含むBL）、各種書誌ユーティリティー（OCLC、RLG、NACSIS） 
15
図書館サービスの向上におけるサブジェクト・ライブラリアンの必要性 
その他
教科書
教科書は使用しません。テキストはこちらで用意し、配布します。 
参考書
 必要ありません。 
成績評価の方法
及び基準
試験(40%) 、 レポート(20%) 、 授業(40%)
コメント[試験と出席を重視します。]
備考
前期、後期同様の内容で実施。