科目名  基礎カウンセリング演習1
          
  
2 単位  
 
 
4 年  
前期 
選択 
教員名  田口 学 
授業テーマ
カウンセリング理解と自己理解・他者理解の体験学習 
授業のねらい・到達目標
カウンセリングとは、心理的コミュニケーションを通して相手を援助する対人援助の一技法である。この授業ではカウンセリングの基礎である、傾聴と相手への共感の仕方を学び、また、実際にカウンセラーは何を考え、何に気を付けながらクライエント(相談者)と会っているのか、どのように相談を受けているのかを体験を通して理解していく。体験を通して、自己理解を深めることも意図し、実際の対人援助に役立つことを目標とする。 
授業の方法
体験学習が中心となる。ワークやゲームを通して、自己理解・他者理解を深める。 
履修条件
カウンセリングコースを選択していなくとも履修できる。カウンセリングに興味を持ち、カウンセリングの疑似体験をしたい場合も履修できるが、演習のため20名以下とする。 
事前学習・授業計画コメント
傾聴と相手への共感のための基礎的な体験学習は、今何を感じた事を発言し、意見を述べることが大切になるので、積極的な発言と参加をしてもらいたい。 
授業計画
1
ガイダンス、カウンセリング概要 
2
心の開放(自己開示)1 
3
心の開放(自己開示)2 
4
心の開放(自己開示)3 
5
受容と共感(感じる力)1 
6
受容と共感(感じる力)2 
7
受容と共感(感じる力)3 
8
受容と共感(感じる力)4 
9
受容と共感(感じる力)5 
10
カウンセリングの場面状況1(相談にのるとは) 
11
カウンセリングの場面状況2(相談にのる前) 
12
カウンセリングのロールプレイ1 
13
カウンセリングのロールプレイ2 
14
逐語記録作成方法とロールプレイ実習の計画 
15
前期のまとめと質疑、振り返り 
その他
教科書
なし。 
参考書
佐治守夫・岡本達也・保坂亨  『カウンセリングを学ぶ』  東京大学出版会  1996年
東山紘久  『プロカウンセラーの聞く技術』  創元社  2004年
その都度、紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 授業参画度(50%)
コメント[演習授業のため、出席と平常点で評価する。]
オフィスアワー
授業終了後。 
備考
対人援助業務志願者を優先します。カウンセリングコースを選択していなくても受講できます。