総合研究【ソフトウェアMAXを用いた作曲理論とその実践】
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授業テーマ
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MAXを用いたコンピュータ音楽の理論と実践
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授業のねらい・到達目標
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今日のメディア芸術の中で欠かす事の出来ない分野となったコンピュータ音楽について、その理論と技法をソフトウェアMAX(Cycling'74)のプログラム演習を通して学ぶ。基本操作から始め、より音楽的な用法を身に付け、現代の先端芸術への知見を深めるとともに、過去から現在に至る音楽が共有する本質について考察する。
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授業の方法
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受講者のプログラミング実習を中心に講義を進める。
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履修条件
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使用可能なコンピュータの台数により、受講者数の調整を行う場合がある。
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事前学習・授業計画コメント
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MAXパッチ作成の基礎から段階的に講義を進める。各回で作成したデータは受講者各自で保存しておく事。
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授業計画
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1
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ガイダンス/コンピュータ音楽概観
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2
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パッチ操作の基本とデータ処理法
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3
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MIDIの基礎とMAX
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4
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MIDI技法(シーケンス操作)
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5
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MIDI技法(条件分岐等データ処理)
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6
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MIDIを用いた作曲方法論と実践
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7
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MIDI技法の総括
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8
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音響処理の基礎理論
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9
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各種音響合成技術
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10
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各種音響合成技術(承前)
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11
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音声ファイルの処理法
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12
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FFT及び音響解析の基礎
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13
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ネットワーク操作・他
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14
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電子音楽制作ガイダンス
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15
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講義全般の総括
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その他
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教科書
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各講義毎に必要に応じて資料を配布する。
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参考書
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必要に応じて講義内にて提示する。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(50%)
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レポート(50%)
コメント[平常点(出席状況等)及びレポート提出(筆記またはMAXパッチ実作)を成績評価の対象とする。]
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オフィスアワー
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各回講義終了後等随時。
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備考
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電子音楽に関する特別な予備知識なしでも受講可。但し全講義を通じて積極的な制作実践への姿勢が求められる。
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