授業テーマ
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力学的自然観。
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授業のねらい・到達目標
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自然現象を理解する上で必須の物理学の基本的概念を概説する。原子のミクロな世界から、惑星、天体、宇宙全体のマクロの世界まで、その理解の基本法則の発見に至った実験や観測事実と、物理学的解釈による法則の意味を解説する。現代物理学の基礎となっている法則の理解を目的とする。
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授業の方法
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随時そのテーマに関連した実験データや観測記録の資料を配布し、それからどのような法則化がなされたかを説明する形式で行う。力学、熱、質量のエネルギーの形態を中心に講義する。
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履修条件
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なし。
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事前学習・授業計画コメント
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配布資料の内容をよく理解しておくこと。
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授業計画
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1
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講義全体のガイダンスと参考文献等必要な情報の説明。
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2
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第1章 G (ニュートン力学) 1-1 ガリレイの落体の法則の問題点とその意義。
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3
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1-2 ニュートンの運動法則と万有引力:ニュートンとりんご。
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4
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1-3 遠心力について:月はなぜ落ちてこないか。
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5
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1-4 惑星の運動と太陽系について。
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6
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第2章 k (熱) 2-1 気体分子運動論:温度とは何か。
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7
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2-2 エントロピーと時間の非可逆性
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8
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2-3 地球が水の惑星であるとは?
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9
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第3章 c 3-1 光とは何か?
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10
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3-1 マイケルソンーモーリーの実験。
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11
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3-2 相対性原理について。
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12
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3-3 時間と空間。
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3-4 質量とエネルギー。
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レポート課題の解説。
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まとめ。
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その他
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教科書
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資料配布する。
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参考書
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朝永振一郎
『物理学読本』
みすず書房
1993年
第2版
講義期間中に随時紹介。
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成績評価の方法 及び基準
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レポート(100%)
コメント[配布資料と講義内容を主としたレポート課題を各章ごとに出題する。]
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オフィスアワー
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本館2階講師室又は授業終了後10分間。
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備考
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配布資料の内容をよく理解すること。
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