科目名  倫理学基礎講読2
          
  
1 単位  
 
哲学科  
1 年  
後期 
選択必修 
教員名  金子 佳司 
授業テーマ
プラトンの『ゴルギアス』を読む。 
授業のねらい・到達目標
 プラトンの作品をいっしょに読むことによって、学生のみなさんに哲学書の読み方というものを身に付けてもらうのがこの授業の第一のねらいです。また、この講読を通じて、作品の中から倫理学上の問題、つまり私たち人間の生き方についての問題を掘り起こして、その問題について自分で考えてもらうこともこの授業の重要なねらいです。 
授業の方法
 学生のみなさんに授業の中で実際にテキストを音読してもらいます。そして、そこに書かれていることについてみなさんにひとつひとつ質問しながら、そこにある問題をいっしょに考えていきます。したがって、前もってその日の予定範囲について自分で読んで来ることが必要になります。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
各回に予定されている範囲(下記)を必ず自分で読んだ上で授業に臨んでください。 
授業計画
1
ガイダンス
『ゴルギアス』序幕(第1章~第3章)を読む。 
2
『ゴルギアス』第1部(第4章~第9章)を読む。 
3
『ゴルギアス』第1部(第10章~第15章)を読む。 
4
『ゴルギアス』第1部(第9章~第15章)を読む。 
5
『ゴルギアス』第2部(第16章~第23章)を読む。 
6
『ゴルギアス』第2部(第24章~第30章)を読む。 
7
『ゴルギアス』第2部(第31章~第36章)を読む。 
8
『ゴルギアス』第3部(第37章~第43章)を読む。 
9
『ゴルギアス』第3部(第44章~第49章)を読む。 
10
『ゴルギアス』第3部(第50章~第55章)を読む。 
11
『ゴルギアス』第3部(第56章~第62章)を読む。 
12
『ゴルギアス』第3部(第63章~第68章)を読む。 
13
授業内試験と解説 
14
理解度の再確認 
15
総括 
その他
教科書
田中美知太郎・藤沢令夫(訳)  『プラトン「ソクラテスの弁明」ほか』  中央公論新社
 
参考書
岩田靖夫  『ソクラテス』  勁草書房
納富信留  『プラトン─哲学者とは何か』  NHK出版
その他の参考書は授業中に紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
試験(50%) 、 レポート(12%) 、 授業内テスト(18%) 、 授業参画度(20%)
コメント[ 出席、レポート、小テスト、定期試験による総合評価(詳しくは最初の授業で説明)。なお、やむをえない事情があって小テスト(授業内テスト)を受けられなかった場合は必ず申し出ること。]
オフィスアワー
木曜日12:10~12:40 本館2階講師室