科目名  思想史2
          
  
2 単位  
 
哲学科  
1・2 年  
後期 
選択必修 
教員名  嘉吉 純夫 
授業テーマ
古代ギリシア・ローマ思想史(ソクラテス以後)および中世哲学概説 
授業のねらい・到達目標
「思想史1」に引き続いて、ソクラテス以後の古代ギリシア哲学の展開について講述する。さらにそこに、古代ローマの哲学の解説および中世哲学の概説を加えて、哲学科の学生に必要不可欠な古典的教養・知識を涵養したい。 
授業の方法
生身の人間によって生み出された哲学・思想は、単に紙に書かれたものではなく(つまり単に頭によって理解されるものではなく)、全身全霊をもって感得されるべきものであるから、AV機器を使用するなどして、できる限りリアリティーのある講義を心がけたい。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
古代ギリシア・ローマから中世にかけてのヨーロッパの歴史の概要を、文化史を中心に理解しておくこと。 
授業計画
1
ソフィストたち(プロタゴラス、ゴルギアス)対ソクラテス 
2
ソクラテス 
3
プラトン 
4
アリストテレス 
5
小ソクラテス学派の哲学者たち(キュレネ学派、キュニコス学派) 
6
エピクロス 
7
ゼノンと古期ストア学派の哲学者たち 
8
ピュロンと古代懐疑主義の哲学者たち

 
9
古代ローマの哲学者たち セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウス、プロティノス 
10
古代のローマの教父たち―特にアウグスティヌス― 
11
中世哲学概説(上) アンセルムス他 
12
中世哲学概説(下) トマス・アクィナス他/普遍論争 
13
*考査(授業内テスト)と解説 
14
課題学習 
15
総括と〈エピローグ〉ルネサンスの到来 
その他
教科書
嘉吉純夫・斎藤隆共編  『西洋思想の要諦周覧』  北樹出版  1994年  第1版
思想史1の当欄を参照のこと。 
参考書
授業中に指示する。また適宜資料をコピーして配布する。 
成績評価の方法
及び基準
授業内テスト(100%)
コメント[試験は、出席不足だと解答し難い問題を出します。]
オフィスアワー
土 12:20 ~13:00 2号館12階の 嘉吉の研究室