科目名  美学演習2
          
  
1 単位  
 
哲学科  
2~4 年  
後期 
選択必修 
教員名  佐々木 健一 
授業テーマ
西田幾多郎の『藝術と道徳』を読む 
授業のねらい・到達目標
この著作は『善の研究』に次ぐ初期西田の代表作のひとつで、西田が藝術をタイトルに掲げた唯一のものである。前期の続講で、「美の本質」の残りの部分を読む(読み終わって時間がのこれば、続きの「美の内容と意志の内容」に入る。これを精読しつつ、美学の諸問題を考え、西洋文化と日本文化の関係の問題にも触れる。読書法を修得することが最大のねらいである。 
授業の方法
学生には段落毎の音読と要約を課す。その上で、テクストの意味を解説し、討論する。 
事前学習・授業計画コメント
総括的な事前学習は特に必要ないが、西田幾多郎の他の著作を読んでおくと、理解が広がる。毎回の授業に関しては、それ以前の箇所の復習が必要。進行は厳密には一定しないが、ほぼ1~2ページのペースで進む。 
授業計画
1
前期の授業の続講で、第1回の授業では、簡単な復習を行う。そのあとは、上記のペースで講読を進める。 
2
1~2ページを講読 
3
1~2ページを講読 
4
1~2ページを講読 
5
1~2ページを講読 
6
1~2ページを講読 
7
1~2ページを講読 
8
1~2ページを講読 
9
1~2ページを講読 
10
1~2ページを講読 
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1~2ページを講読 
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1~2ページを講読 
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1~2ページを講読 
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1~2ページを講読 
15
1~2ページを講読 
その他
教科書
『藝術と道徳』  コピーを用いる
 
参考書
竹田篤司  『物語「京都学派」 (中公叢書)』  中央公論新社
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 授業内テスト(50%) 、 授業参画度(30%)
オフィスアワー
授業の際に伝える