科目名  美学演習8
          
  
1 単位  
 
哲学科  
2~4 年  
後期 
選択必修 
教員名  高橋 陽一郎 
授業テーマ
近代美学の基礎文献講読 
授業のねらい・到達目標
ショーペンハウアーの主著『意志と表象としての世界』(正編、1818/19年)の第三巻(美学)を講読する。同書はカント哲学の直系に位置づけられるが、ロマン主義全盛の時代に書かれ、著作の趣きもカントのそれとはかなり異なっている。また同書は、単なる学問の域を超えて、実際の藝術運動にも影響を与えた魅力的な著作である。しかもカントよりもしばしば分かりやすくかかれ、実作品の例証も多い。古典的な美や藝術について考える者にとっては、またとない試金石となろう。 
授業の方法
輪読形式で進める. 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
ショーペンハウアーの美学思想を十全に理解するために、それぞれの回で問題となっていたことを備忘的に記録することを勧める。また、理解を助けるためにも、質問を大いにされたい。 
授業計画
1
ガイダンスとショーペンハウアー美学についての解説 
2
『意志と表象としての世界』第30節の講読と解説 
3
『意志と表象としての世界』第31節の講読と解説 
4
『意志と表象としての世界』第31節の講読と解説 
5
『意志と表象としての世界』第32節の講読と解説 
6
『意志と表象としての世界』第33節の講読と解説 
7
『意志と表象としての世界』第34節の講読と解説 
8
『意志と表象としての世界』第35節の講読と解説 
9
『意志と表象としての世界』第36節の講読と解説 
10
『意志と表象としての世界』第36節の講読と解説 
11
『意志と表象としての世界』第36節の講読と解説 
12
『意志と表象としての世界』第37節の講読と解説 
13
『意志と表象としての世界』第38節の講読と解説 
14
課題学習 
15
総括 
その他
教科書
西尾幹二  『『意志と表象としての世界』(Ⅱ) (ショーペンハウアー)』  中公クラシックス
『意志と表象としての世界』は「中公クラシックス」のシリーズでは、Ⅰ~Ⅲまである。全巻揃えておくのが理想的である。 
参考書
授業中に適宜指示する 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 授業参画度(50%)
オフィスアワー
水曜日12:10~13:00