科目名  宗教学演習3
          
  
1 単位  
 
哲学科  
2~4 年  
前期 
選択必修 
教員名  小林 紀由 
授業テーマ
宗教とジェンダー 
授業のねらい・到達目標
宗教は平等や自由を説く側面がある反面、現実には既成社会秩序の維持・強化に深くかかわり、平等や自由の実現をはばむ力としても機能してきた。本年度取り上げるテキストは、2007年に刊行された意欲的な著作である。ジェンダーの視点から宗教を研究する研究者たちが、仏教、キリスト教、イスラーム、神話、儀礼等、そしてさらにジェンダーの視点と宗教とがかかわる現代的課題について論じている。このテキストを共同で読む作業を通して、宗教と社会秩序(特に性によるそれ)との関係を明確にとらえるようにすることが目標である。 
授業の方法
テキストの分担発表、教師による整理、共同の討論を通し、授業のねらいの達成のために努力する。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
各授業時間にあつかうテキストの個所を事前に読んでおくこと。 
その他
教科書
田中雅一、川橋範子  『ジェンダーで学ぶ宗教学』  世界思想社  2007年
 
参考書
授業中に指示する 
成績評価の方法
及び基準
平常点(40%) 、 レポート(60%)
オフィスアワー
哲学科小林研究室 月曜・火曜・木曜(時間は授業中に指示する)