授業テーマ
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大乗仏教の理論と実践を学ぶ
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授業のねらい・到達目標
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可藤豊文氏の解説書を読み進めながら、大乗仏教の重要なテキストである『大乗起信論』について学ぶとともに、他の多くの仏典や西洋思想との比較という観点からも、仏教の本質を掘り下げていきたい。
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授業の方法
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指定したテキストを用いた輪読・解説を軸に、質疑・討論形式で進めていく。前期においては、序章・『大乗起信論』概説、第1章・認識論(不覚無明)、第2章・現象論(三界唯心)までを範囲として、『大乗起信論』の基本的な理解を深める。
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履修条件
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宗教学演習8と併せて履修することが望ましい。
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事前学習・授業計画コメント
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次回、進む範囲を指示するので、前もってその範囲を読み、専門用語・人物などを下調べしておくことが望ましい。
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その他
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教科書
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可藤豊文
『瞑想の心理学 大乗起信論の理論と実践』
法蔵館
2000年
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参考書
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宇井伯寿 高崎直道
『大乗起信論 (岩波文庫)』
岩波書店
1994年
詳細は授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(40%)
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レポート(60%)
コメント[全体の2/3以上、出席している者のみを評価の対象とする。平常点は、出席に加え、質疑・討論などでの発言状況による。レポートは、演習内容を十分に踏まえた上で作成することが条件。]
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