科目名  テーマ研究2
          
  
2 単位  
 
 
1 年  
後期 
必修 
教員名  高 榮蘭 
授業テーマ
近代文学研究におけるテーマの探し方 
授業のねらい・到達目標
演習の授業などで、近現代の文学作品を読むためには、その作品の発表当時における社会的、文化的コンテクストを意識しながら、さまざまな情報を集めなければならない。さらに、発表の場では、それらの情報を使用しながら作品の分析を行うことが求められる。この授業では、作品に関するさまざまな情報から、テーマをどのように見つければよいのかについて考える。
最後にグループごとの発表を通して、ディスカッションの作法なども身につける。  
授業の方法
小林多喜二『蟹工船』を読み、グループごとにテーマを見つける作業を行う。さらに、決まったテーマに基づいて発表するために、どのような調査・考察が必要なのかについて議論する。 
履修条件
クラス指定がある。 
事前学習・授業計画コメント
毎回、テーマを見出すために必要な課題を出す予定である。図書館などを利用しながら調査し、締め切りを守って提出すること。 
授業計画
1
ガイダンス・グループ分け   
2
図書館の使い方・文献探索   
3
資料の検索・調査方法・研究方法について検討する   
4
小林多喜二『蟹工船』を読む(1)   
5
小林多喜二『蟹工船』を読む(2) 
6
テーマについて検討する(1)  
7
テーマについて検討する(2) 
8
グループによる発表・議論(1) 
9
グループによる発表・議論(2) 
10
グループによる発表・議論(3) 
11
グループによる発表・議論(4) 
12
グループによる発表・議論(5) 
13
グループによる発表・議論(6) 
14
グループによる発表・議論(7) 
15
まとめ 
その他
教科書
小林多喜二  『蟹工船』
 
参考書
授業の中で適宜紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(60%) 、 レポート(30%) 、 授業参画度(10%)
コメント[授業内での発表内容、議論の積極性、課題提出などを平常点として評価する。発表の後、レポートを提出する。]
オフィスアワー
開講時に伝える。