科目名  近世文学講義2
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
後期 
選択必修 
教員名  佐藤 至子 
授業テーマ
黄表紙と合巻の世界 
授業のねらい・到達目標
黄表紙・合巻は18世紀後半から19世紀にかけて江戸で流行した草双紙(絵入り小説)である。ジャンルの消長と流行、文芸と社会との関わり、読者層などについて、代表的な作品を読みながら理解を深める。 
授業の方法
講義形式。 
履修条件
受講希望者数が教室定員を超過した場合は人数調整を行うので、必ず第1回目の授業に出席すること。 
授業計画
1
物語る絵と視覚化することば 
2
安永期の黄表紙(1) 
3
安永期の黄表紙(2) 
4
天明期の黄表紙 
5
寛政改革と黄表紙 
6
黄表紙の教訓性 
7
作中の作者 
8
末期の黄表紙 
9
黄表紙から合巻へ 
10
敵討物と怪奇物 
11
視覚表現のいろいろ 
12
世界・趣向 
13
幕末の合巻(1) 
14
幕末の合巻(2) 
15
幕末の合巻(3) 
その他
教科書
なし。プリントを配布する。 
参考書
木村八重子  『草双紙の世界』  ぺりかん社  2009年
アダム・カバット  『江戸滑稽化物尽くし (講談社学術文庫)』  講談社  2011年
鈴木俊幸  『江戸の本づくし (平凡社新書)』  平凡社  2010年
佐藤至子  『江戸の絵入小説 合巻の世界』  ぺりかん社  2001年
その他、適宜紹介する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(40%) 、 中間レポート①(30%) 、 中間レポート②(30%)
コメント[平常点は随時実施する小テストの結果を反映する。]
オフィスアワー
月曜3限(予定)。7号館4階7414研究室。