科目名  芸能史・芸能文化論
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
前期 
選択 
教員名  齋藤 彰 
授業テーマ
雅楽と能楽の鑑賞 
授業のねらい・到達目標
日本の古典芸能文化について、主として日本古来の宮廷音楽である雅楽、仏教音楽の声明、散楽・猿楽そして室町期に世阿弥が大成した能(申楽)および狂言など、中世までの歴史を概観し、鑑賞を通して理解を深める。

 
授業の方法
資料を配布し、DVDやビデオ鑑賞によって、理解を深める。 
履修条件
5月17日(木)14時00分~17時25分観世能楽堂(渋谷)、6月10日(日)13時~17時10分観世能楽堂(渋谷)各1800円(学生団体)に参加できることを条件とする。ただし、講義に規定以上欠席する学生は履修を認めない。 
事前学習・授業計画コメント
能『頼政』・『藤』・『放下僧』・『歌占』・『熊坂』の解読をして、実際に舞台で能を拝見する。
狂言『文荷』・『鐘の音』を舞台で鑑賞する。 
授業計画
1
ガイダンス 
2
日本の伝統文化の諸相と歴史ー芸能と芸術・演劇などの概念ー 
3
日本宮廷音楽・舞楽ー雅楽Ⅰー 
4
日本宮廷音楽・舞楽ー雅楽Ⅱー 
5
能『頼政』・『藤』の解読 
6
於観世能楽堂・5月17日(木)2時~能・狂言鑑賞 
7
日本仏教行事と仏教音楽ー声明ー 
8
能(申楽)の歴史ー『風姿花伝』第四神儀云ー 
9
能『歌占』・『熊坂』の解読 
10
於観世能楽堂・6月10日(日)1時~能・狂言鑑賞 
11
世阿弥の能Ⅰー夢幻能の大成ー 
12
世阿弥の能Ⅱー『井筒』ー 
13
狂言の極致『釣狐』 
14
世阿弥の名言 
15
総括 
その他
参考書
中森昌三・岩田アキラ  『能のデザイン図典』  東方出版  1995年  第1版
小林保冶・森田拾史郎  『能・狂言図典』  小学館  1999年  第1版
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(10%) 、 レポート(60%) 、 授業参画度(30%)