科目名  批評研究方法論5(出版研究)
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
後期 
選択必修 
教員名  高 榮蘭 
授業テーマ
出版研究 
授業のねらい・到達目標
前半は、1920年代~1930年代に焦点を当て、帝国日本の支配圏において、資本主義的な出版システムが形成される過程について考える。とりわけ、書物の輸出・輸入・移動が引き起こす文化の接触・文化の変容について考察する。それによって、「日本文学」という枠組みを問うための土台作りをすることができるだろう。  
授業の方法
講義形式で進めるが、適宜視聴覚資料を利用する。テーマの区切り毎に授業内容に関するレビューシートを書いてもらう。   
事前学習・授業計画コメント
プリントと指定されたテクストを必ず読んでくること。 
授業計画
1
ガイダンス   
2
雑誌『改造』と『中央公論』における出版戦略(1)  
3
雑誌『改造』と『中央公論』における出版戦略(2)  
4
雑誌『改造』と『中央公論』における出版戦略(3)  
5
雑誌『戦旗』と『文芸戦線』の競争(1)  
6
雑誌『戦旗』と『文芸戦線』の競争(2)  
7
合法・非合法出版は如何に資本を生むのか(1)  
8
合法・非合法出版は如何に資本を生むのか(2)  
9
出版市場の再編と「植民地」の発見(1)  
10
出版市場の再編と「植民地」の発見(2)  
11
出版市場の再編と「植民地」の発見(3) 
12
2000年代から出版市場の再編を考える(1) 
13
2000年代から出版市場の再編を考える(2) 
14
まとめ(1) 
15
まとめ(2) 
その他
教科書
なし。主としてプリントを利用する   
参考書
授業時に適宜指示する。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(40%) 、 授業内テスト(50%) 、 授業参画度(10%)
コメント[授業中に課すレビューシートの参加度(内容についての採点を含む)が平常点の基準となる。]
オフィスアワー
開講時に伝える。