科目名  現代日本語学の方法1(社会言語学の方法)
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
後期 
選択必修 
教員名  吉田 雅子 
授業テーマ
社会言語学調査方法論 
授業のねらい・到達目標
 社会言語学分野の中の,次の調査・分析方法を学び,それを実践できるようになることを目標とする.①面接調査,②アンケート調査,③談話調査,④実験調査,⑤テキスト調査.
 社会言語学調査の意義と内容を講義で学び,模擬調査で調査者と被調査者の双方を経験することによって,調査のトレーニングを積み,理解の深化をはかる. 
授業の方法
 授業は講義と演習のセットでおこなう.受講者はグループに分かれ,このグループ単位で演習に参加する.
 授業の流れは以下の通り.各調査法についての講義(「講義」の回)→調査者グループと被調査者グループに分かれての模擬調査の実施→模擬調査の講評と検討(「演習」の回).
 受講者には各回,相当量の課題をこなしてもらうことになるが,それを覚悟で真剣に取り組んでほしい. 
事前学習・授業計画コメント
・「演習」の回の事前準備:模擬調査計画立案,模擬調査実施準備
・「演習」の回の事後作業:模擬調査結果分析
詳細については授業時に説明する. 
授業計画
1
ガイダンス,受講者グループ分け 
2
講義・社会言語学調査の意義と必要性 
3
講義・面接調査の方法と理論 
4
演習・模擬面接調査の実施と検討 
5
講義・アンケート調査の方法と理論 
6
演習・模擬アンケート調査の実施と検討 
7
講義・談話調査の方法と理論 
8
演習・模擬談話調査の実施と検討 
9
講義・実験調査の方法と理論 
10
演習・模擬実験調査の実施と検討 
11
講義・テキスト調査の方法と理論 
12
演習・模擬テキスト調査の実施と検討 
13
演習・社会言語学の重要な基礎文献資料 
14
レポート作成実習 
15
講義・総括 
その他
教科書
なし.必要なプリントを配布する. 
参考書
授業中に指示する. 
成績評価の方法
及び基準
平常点(60%) 、 レポート(40%)
コメント[平常点には,模擬調査実施状況,検討時の質疑応答状況,授業への参加状況を含む.]
オフィスアワー
質問などはすべて授業時間内に応じる.