科目名  編集・ジャーナリズム特論
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
前期 
選択 
教員名  柴田 光滋 
授業テーマ
出版文化について 
授業のねらい・到達目標
編集者としての体験を通し、書籍編集の基本を説明し、同時に大きく変化している出版界の現状、さらにはその将来について考えていく。 
授業の方法
毎回独立したテーマを立てた講義とし、学生にとって身近な出版物を例に、編集・ジャーナリズムについて具体的に説明していきたい。 
履修条件
定員50名前後。希望者は4月9日(月)12時50分までに国文学科事務室で申し込むこと。受講許可は4月10日(火)8時50分頃、国文学科掲示板に示す。 
授業計画
1
ガイダンス――ジャーナリズムとは何か 
2
日本の出版は文芸が中心であった 
3
書物の基礎知識Ⅰ 判型、ジャケット、表紙、見返し 
4
書物の基礎知識Ⅱ 本文その他 
5
活字は今も生きているⅠ 活字の歴史、和文書体 
6
活字は今も生きているⅡ 欧文書体、約物、罫線 
7
原稿を依頼する、受け取る、読む、整理する 
8
取材について 
9
校正、畏るべし 
10
文学者の文章 
11
ブック・デザインの考え方 
12
広告宣伝の表技・裏技 
13
出版プロジェクト--「新潮新書の誕生」 
14
出版の経済学 
15
出版界の現状--2兆円産業の終焉 
その他
教科書
柴田光滋  『編集者の仕事 本の魂は細部に宿る (新潮新書)』  新潮社  2010年  第1版
一冊の本が刊行されるまでに編集者はいかなる作業をするのか。その一つ一つについて詳述した本です。あらかじめ目を通しておけば、授業はより興味深いものになるでしょう。 
参考書
授業中に指示する 
成績評価の方法
及び基準
レポート(50%) 、 授業参画度(50%)
オフィスアワー
場所=講師室
時間=授業終了後30分間