科目名  創作演習2
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
後期 
選択 
教員名  川口 晴美 
授業テーマ
エッセイ、詩、小説など文章作品の創作 
授業のねらい・到達目標
ひとりでただ書いているだけでは、どうしても狭い範囲で行き詰まってしまいがち。他人に読まれることによって自分の作品に外からの光を当て、客観的な眼差しを内部に育てるきっかけとする。同時に、他人の作品を読むことで刺激を受け、書き方や発想をひろげることもできるだろう。そのように言葉と向き合い、書くこと読むことを繰り返すうちに、これまで知らなかった自分自身が発見できるはずだ。 
授業の方法
前期同様、毎回テーマを設定し、文例を読む他、ワークショップ方式で、さまざまなアプローチによって発想の幅を広くしながら自分の文章作品を書く。他人の作品を読む際には、うまくいっているところ・いっていないところを同じ書き手としてきちんととらえ、言葉で伝えられるようにする。また自分も、作品をより良くしていくために、指摘されたことを受けとめて栄養にしていこう。 
履修条件
創作演習1を履修していること。 
授業計画
1
タイトルの役割 
2
文体とキャラクター 
3
作者と文中の語り手の違い 
4
想像力を鍛える 
5
さまざまな視点 
6
異なる切り口の可能性 
7
文章から心理を読み取る 
8
人物の心理を描くには 
9
物語の構成と流れ 
10
物語の続きをかんがえる 
11
独創的であるとはどういうことか 
12
楽しいウソをつく=創作の喜び 
13
ウソを作品にしてしまおう 
14
推敲するポイント 
15
発想の方法、まとめ 
その他
教科書
プリントを配布するので、毎回それを持ってくること。 
参考書
川口晴美/渡邊十絲子  『ことばを深呼吸』  東京書籍  2009年  第1版
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(30%) 、 授業参画度(10%) 、 授業内に提出した課題の文章作品(60%)
オフィスアワー
講師室(授業終了後、アポイントメントをとること)