授業テーマ
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エッセイ、詩、小説など文章作品の創作
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授業のねらい・到達目標
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ひとりでただ書いているだけでは、どうしても狭い範囲で行き詰まってしまいがち。他人に読まれることによって自分の作品に外からの光を当て、客観的な眼差しを内部に育てるきっかけとする。同時に、他人の作品を読むことで刺激を受け、書き方や発想をひろげることもできるだろう。そのように言葉と向き合い、書くこと読むことを繰り返すうちに、これまで知らなかった自分自身が発見できるはずだ。
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授業の方法
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前期同様、毎回テーマを設定し、文例を読む他、ワークショップ方式で、さまざまなアプローチによって発想の幅を広くしながら自分の文章作品を書く。他人の作品を読む際には、うまくいっているところ・いっていないところを同じ書き手としてきちんととらえ、言葉で伝えられるようにする。また自分も、作品をより良くしていくために、指摘されたことを受けとめて栄養にしていこう。
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履修条件
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創作演習1を履修していること。
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授業計画
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1
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タイトルの役割
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2
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文体とキャラクター
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3
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作者と文中の語り手の違い
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4
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想像力を鍛える
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5
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さまざまな視点
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6
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異なる切り口の可能性
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7
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文章から心理を読み取る
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8
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人物の心理を描くには
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9
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物語の構成と流れ
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10
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物語の続きをかんがえる
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11
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独創的であるとはどういうことか
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12
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楽しいウソをつく=創作の喜び
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13
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ウソを作品にしてしまおう
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14
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推敲するポイント
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15
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発想の方法、まとめ
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その他
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教科書
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プリントを配布するので、毎回それを持ってくること。
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参考書
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川口晴美/渡邊十絲子
『ことばを深呼吸』
東京書籍
2009年
第1版
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(30%)
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授業参画度(10%)
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授業内に提出した課題の文章作品(60%)
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オフィスアワー
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講師室(授業終了後、アポイントメントをとること)
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