授業テーマ
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芭蕉七部集を読む
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授業のねらい・到達目標
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芭蕉七部集の第5集『猿蓑』(去来・凡兆編、元禄4年刊)を輪講形式によって精読する。本撰集は「俳諧の古今集」と称揚され、七部集の中でも、また近世俳諧史上においてもとりわけ高く評価されている一集である。では、どのような点で優れているといえるのだろうか。蕉風俳諧とは何か、という根本的な問いを念頭におきながら、個々の作品を吟味していきたいと思う。
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授業の方法
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演習(輪講)形式。具体的な進め方については開講時にも述べるが、註釈書(授業計画コメント欄参照)を手がかりに、作品読解を試み、問題点などを中心に意見を交換していく。
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履修条件
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受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、特殊研究ゼミナール1(前期)の第1回目の授業で申し出ること。
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事前学習・授業計画コメント
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第1回は、テキストや参考資料(註釈書)をもとに、授業のねらいと方法に即したガイダンスを行なう。第2回は、発表担当者の割り当てを決め、発表資料の作成方法について説明する。第3回から輪講に入っていく。一人1句ずつ、1回の授業時間内に2~3名の発表を行なうことを原則とする。 なお、参照する註釈書と歳時記は以下通り。 伊東月草『猿蓑俳句鑑賞』(古今書院) 森田蘭『猿蓑発句鑑賞』(永田書店) 新日本古典文学大系『芭蕉七部集』(岩波書店) 『図説俳句大歳時記』(角川書店)
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