授業テーマ
|
ことばの意味と形
|
授業のねらい・到達目標
|
待望の第三版が出て6年が経ちました。Geoffrey Leechの Meaning and the English Verb(Longman)の改訂版です。これまでにいろいろなテキストを使用してきましたが、このテキストに勝るものは、やはり、ありません。 ことばの根幹は動詞にありますが、この本は、その書名が示すとおり、動詞(の意味)にまつわる内容が満載で、その記述説明はまさに‘微に入り細に入り’といったものです。同テキストの輪読を通して、ことばの難しさや神秘さ、面白さといったものを味わうとともに、英語をしっかりと読みこなす力を養成し、英語英文学を専攻するものが備えていなければならない(英語学的)素養を身につけること、それを本演習のねらいとします。1年間、予習を欠かさず最後までくらいついてくれば、それ相応の英語力がつくことを保証します。また、英語科教員を目指す学生諸君には受講をお勧めします。
|
授業の方法
|
アトランダムに指名し、輪読形式でできるだけ多くを読み進めていきます。なお、輪読形式で読むLeechの英文テキストの購入方法については、開港時に指示します。
|
履修条件
|
なし
|
事前学習・授業計画コメント
|
具体的には、第5章の「法助動詞」(‘The Primary Modal Auxiliaries’)(p. 72)から読み進めます。卒業論文等にも役立つよう、また、教員志望の人たちにも役立つような関連領域にも時間の許す限り触れたいと思います。なお、必ず予習をして授業に臨むこと。
|
授業計画
|
1
|
ガイダンス
|
2
|
法助動詞概説(その1)(§114)
|
3
|
法助動詞概説(その2)(§114)
|
4
|
Can(§115, A)
|
5
|
Can(§115, B)
|
6
|
Can(§115, C)
|
7
|
May(§116, A)
|
8
|
May(§116, B)
|
9
|
May(§116, C)
|
10
|
Must(§117, A, B)
|
11
|
Must(§117, C)
|
12
|
Have to(§118)
|
13
|
到達度の確認と到達内容に対する解説
|
14
|
英語学研究実践法
|
15
|
前期内容のまとめと質疑
|
その他
|
教科書
|
G.N. Leech,
Meaning and the English Verb
, Longman
, 2004
, 3rd. edition
江川泰一郎著
『英文法解説(改訂三版)』
金子書房
1991年
第三版
上記洋書テキストの購入方法については、開講時に指示します。
|
成績評価の方法 及び基準
|
平常点(50%)
、
授業内テスト(30%)
、
授業参画度(20%)
|
オフィスアワー
|
出講日(火・水・木)に英文学研究室(7号館7312)にて。
|
|