授業テーマ
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英語の交替構文
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授業のねらい・到達目標
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構文の交替とは、「ほぼ同じ意味」を表すのにもかかわらず異なる構文が用いられる下記の様な現象の事を指し、この様な現象に関わる構文を交替構文と呼びます。
(1) a. John killed Mary. b. Mary was killed by John. (2) a. John gave Mary a book. b. John gave a book to Mary.
中学校や高等学校の授業でこれらの構文に触れた際に、同じ出来事を描写しているにもかかわらず異なる構文で表現されるという事や、似た意味の動詞でありながら交替できる場合とできない場合がある、という事に疑問を感じた人もいるでしょう。 この授業では、この様な構文交替に関連した問題を取り上げ、意味論、統語論、語用論などのこれまでの英語学の成果を基に、こうした疑問に答える手がかりを探っていきます。
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授業の方法
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テキストに沿った演習形式 (e.g., 受講者による担当部分の内容説明の後に教員による補足説明) で進めます。
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授業計画
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1
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初回ガイダンス
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2
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第一章 動詞と文の要素
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3
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第一章続き
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4
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第二章 二種類の自動詞
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5
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第二章続き
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6
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第三章 能動文と受動文の交替
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7
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第三章続き
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8
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第四章 場所句交替
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9
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第四章続き
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10
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第五章 与格交替
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11
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第五章続き
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12
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第六章 自動詞・他動詞の交替
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13
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第六章続き
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14
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前期まとめ (1)
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15
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前期まとめ (2)
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その他
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教科書
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中島平三
『ファンダメンタル英語学演習』
ひつじ書房
2011年
第初版
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参考書
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中島平三
『スタンダード英文法』
大修館書店
2006年
第初版
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(60%)
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レポート(20%)
、
授業参画度(20%)
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