授業テーマ
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下記の教科書を中心に、「音楽家と旅」「音楽とその時代」「女性作曲家」というテーマを考えてゆきたいと思います。
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授業のねらい・到達目標
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音楽に関する文章を読みこなすことを目標とする。 音楽がその時代背景とともに存在することを理解し、その関係を個別のテーマで概説できるようにする。
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授業の方法
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下記の教科書を中心に、音楽に関するドイツ語の文献を読んでゆきましょう。 次回の授業範囲は授業終了時に説明しますので、かならず予習しましょう。 調べた内容を概説できるようにしましょう。
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事前学習・授業計画コメント
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前半は、教科書の第5章(ドレスデンとヴェーバー)、第6章(デュッセルドルフとシューマンおよびメンデルスゾーン)を読み、「音楽家と旅」「音楽史に女性作曲家はなぜ少ないか」をテーマに考えてみたいと思います。教科書以外の資料としては、ヴェーバーの父親に関する論文の抜粋、ファニーとフェーリクスのメンデルスゾーン姉弟の手紙と日記、また、ファニーのピアノ曲『1年』フェーリクス交響曲『イタリア』、シューマンの妻を主人公とした映画『クララ・シューマン』を題材にします。後半は、教科書の第7章(ヴァイマルとリスト)、第8章(チューリヒとヴァーグナー)、第9章(ウィーンとマーラー)、第10章(ドナウエッシンゲン現代音楽祭)を読み、「音楽史におけるユダヤ人音楽家の状況」を考えてゆきます。このテーマに関しては、前期に扱った"Musiker und Maechtige"の抜粋を読みます。ドイツ語講読の発表だけでなく、個別のテーマについて発表してくれる積極的な学生さんが多数いることを期待します。14・15回目の授業では後期の総まとめをします。
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