授業テーマ
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19世紀の「物語」の変遷(1)
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授業のねらい・到達目標
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本授業では「物語(とくにここでは散文形式で語られるもの)」Erzählung, Novelle, Roman, Märchen,Fabelという文芸ジャンルを基軸にして、19世紀のドイツ語圏文学を概観します。そのさい、これまで習得してきたドイツ語文法の定着とともに、<19世紀ドイツ語圏文学の変遷>についての理解と見識を深めることが、授業のねらいです。
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授業の方法
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Ralf Georg Bogner編『ドイツ文学概観』Deutsche Literatur auf einen Blick(2009)に依拠しつつ、サンプル抽出的に選んだいくつかの重要な作品を(場合によっては断片的に)精読することで、多様な要素を含んだ「ドイツ文学の19世紀」という概念に、参加者自らが具体的な実像を与えて欲しいと考えています。授業進行のガイダンスと文芸史・ジャンルの説明、歴史/社会的背景の説明などに時間をとり、さらに参加者に読解を担当してもらってテキストを精読しますから、授業進度は一定ではありません。
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授業計画
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1
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ガイダンス&19世紀のドイツ語圏の歴史と社会を概観。文芸ジャンルと文芸史区分・潮流(「物語」、「長編小説」、「短編小説」、「メルヒェン」、「寓話」。「啓蒙主義」、「古典主義」、「ロマン主義」、「ビーダーマイアー」、「写実主義」、「自然主義」など)の解説。
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2
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ガイダンス+テキスト読解:ノヴァーリス『青い花』Heinrich von Ofterdingen (1802)(部分)
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3
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読解の続き
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4
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読解の続き
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5
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テキスト読解:ハインリヒ・フォン・クライスト『ロカルノの女乞食』Das Bettelweib von Locarno (1810/11)
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6
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読解の続き
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7
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テキスト読解:E・T・A・ホフマン『ゼラピオン兄弟会』Die Serapions-Brüder (1819/20)(の一篇を部分的に)
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8
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読解の続き
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9
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読解の続き
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10
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リザーブ
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11
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テキスト読解:ゲオルク・ビュヒナー『レンツ』Lenz (1839)(部分)
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12
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読解の続き
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13
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読解の続き
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14
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読解の続き
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15
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期末試験
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その他
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教科書
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必要なテキストは授業中に配布します。
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成績評価の方法 及び基準
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試験(70%)
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平常点(20%)
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授業参画度(10%)
コメント[評価は、1)授業への参加態度(担当箇所の読解と授業内でのコメントなど)と、2)学期末に行う筆記テスト形式のブックレポート(特定の作品を注釈し解説するレポート)から算出します。4回以上授業を欠席すると、評価をうける資格が失われます。]
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