科目名  社会学史2
          社会学史2
  
2 単位  
 
社会学科  
2 年  
後期 
必修 
教員名  好井 裕明 
授業テーマ
現代社会を読み解く多様なアプローチ 
授業のねらい・到達目標
社会学史1の内容に連接します。アメリカで社会学が経験科学としてどのように花開いていったのか。現代社会の諸問題との関連でその多様なアプローチと意義を平易に語りたいと考えています。 
授業の方法
講義形式で進めます。 
授業計画
1
人種のるつぼ、シカゴから:トマス&ズナニエッキ『ポーランド農民』の意義 
2
社会的実験室としての都市、人種問題:パーク、バージェスの社会学 
3
アーバン・エスノグラフィーの豊かさ① 
4
アーバン・エスノグラフィーの豊かさ② 
5
第一回小テスト 
6
機能主義理論としての社会学へ:マートン「中範囲理論」など 
7
行為の一般理論へ:パーソンズ社会学をめぐって 
8
意味学派へ:H.ブルーマー「シンボリック相互作用論」 
9
第二回小テスト 
10
ひとがひとと共に在ることの意義、相互行為秩序への視点:E.ゴフマン① 
11
スティグマの社会学、アサイラム:E.ゴフマン② 
12
日常生活世界の発見:A.シュッツの現象学的社会学・エスノメソドロジー 
13
期末テスト 
14
日常の権力と主体・権力作用:M.フーコーの権力論 
15
まとめ:現代社会の固有さをいかにとらえられるのか:『排除型社会』など 
その他
教科書
新 睦人編  『新しい社会学のあゆみ』  有斐閣  2006年
教科書は必ず購入してください。講義時に適宜使用しますが、テストの課題としても使う予定です。また「社会学史1」でも使用します。 
成績評価の方法
及び基準
試験(40%) 、 平常点(30%) 、 授業内テスト(30%)
コメント[小テストと期末テストで評価したいと考えていますが、講義時の出席や受講態度も大きな評価の要素となります。]