科目名  生活構造論
          生活構造論
  
2 単位  
 
社会学科  
2・3 年  
集中 
選択 
教員名  佐藤 宏子 
授業テーマ
わが国における生活構造の変化を理解する。 
授業のねらい・到達目標
生活構造論は家族社会学、地域社会学、農村社会学、家庭経済学など多様な研究系譜をもって展開してきました。日本人の生活構造は、これまでどのように変化し、少子高齢社会を迎えた現在どのような状況にあるのでしょうか。本講では、第二次大戦以前から高度経済成長期にかけてのわが国の生活構造の変化、少子高齢社会における生活構造の特徴、社会経済的変動や家族変容と生活構造の関連性などについて理解を深めます。 
授業の方法
講義中心ですが、プリント資料の配布、書画カメラ、ビデオ、DVDを用いて講義を進めます。授業の中で随時、小レポートを課します。 
履修条件
受講希望者多数の場合は、第1回目の授業で人数調整を行います。その際は上位学年の受講を優先します。 
授業計画
1
ガイダンス-生活構造論について- 
2
変化する日本人のライフスタイルと生活構造 
3
戦後日本の生活構造の変化(1)-伝統的農業社会の生活構造- 
4
戦後日本の生活構造の変化(2)-近代化と生活構造の変化- 
5
戦後日本の生活構造の変化(3)-人間関係の変化と生活構造- 
6
子どもの生活構造-伝統的農業社会の変質と子どもたち- 
7
家族変容と生活構造-家族の多様化とジェンダーの認識-(1) 
8
家族変容と生活構造-家族の多様化とジェンダーの認識-(2) 
9
社会経済変動と都市の生活構造の変化(1) 
10
社会経済変動と都市の生活構造の変化(2) 
11
社会経済変動と生活時間-生活時間の変化と国際比較- 
12
社会経済変動と生活構造-都市化・工業化・大衆社会化- 
13
アジア地域における家族変動と高齢者の生活構造 
14
アジア地域における高齢者の生活構造と「生活の質」 
15
授業内試験と解説 
その他
教科書
適宜プリント、資料を配布します。 
参考書
神原文子・杉井潤子・竹田美知  『よくわかる現代家族』  ミネルヴァ書房  2009年  第1版
授業の中で適宜紹介します。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(20%) 、 レポート(60%) 、 授業参画度(20%)
オフィスアワー
授業終了後、本館2階講師室にて。それ以外はE-mailで受け付ける。 
備考
E-mail:h-sato@shse.u-hyogo.ac.jp