科目名  質的分析法
          質的分析法
  
2 単位  
 
社会学科  
2 年  
前期 
選択 
教員名  後藤 範章 
授業テーマ
質的調査をやってみよう 
授業のねらい・到達目標
質的調査の論理と方法を、実習を通して実践的に学び身につけることが、この授業の主たるねらいであり、到達目標である。<「社会調査士コース」の必修7科目の1科目。「社会調査士」取得希望者は、2年次に履修し単位を取得しなければならない> 
授業の方法
テキストをもとにして講義しつつ、5種類の質的調査に実際に取り組んでもらう。「質的調査」の面白さと奥深さを味わおう。 
履修条件
原則として、社会調査士コースの(社会調査士資格の取得を希望する)2年生のみ履修可 
事前学習・授業計画コメント
指定教科書による予習、授業時間以外に課題やグループワークに取り組むことを必須とする。 
授業計画
1
ガイダンス 
2
質的調査の種類とプロセス 
3
ビジュアル・リサーチ・メソッド(1)、実習課題①の提示 
4
聞き取り(インタビュー)調査(1)、実習課題②の提示 
5
タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再発見(1)―実習課題③の提示とグループ編成― 
6
タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再発見(2)―グループ別ミーティング― 
7
タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再発見(3)―グループ別TW&FW― 
8
参与観察(1)、実習課題②のレポート回収 
9
タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再発見(4)―経過報告と全体討議― 
10
タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再発見(5)―グループ別TW&FW― 
11
参与観察(2)、ドキュメント分析(1) 
12
ドキュメント分析(2) 
13
タウンウォッチング&フィールドワーク:世田谷再発見(6)―実習課題③の成果発表会(グループ別のプレゼンテーション大会)― 
14
聞き取り(インタビュー)調査(2)、課題②レポートの優秀作発表と講評 
15
実習課題①のレポート回収と総まとめ 
その他
教科書
谷富夫・山本努編著  『よくわかる質的社会調査 プロセス編』  ミネルヴァ書房  2010年
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋・永野武編著  『社会調査へのアプローチ:論理と方法』  ミネルヴァ書房  2005年  第2版
 
参考書
好井裕明  『「あたりまえ」を疑う社会学-質的調査のセンス-』  光文社(新書)  2006年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(15%) 、 レポート(40%) 、 授業参画度(15%) 、 グループワークと成果発表(30%)
コメント[5種類の質的調査に実際に取り組み、グループ別に実施する1調査に関しては成果をプレゼンし(グループ毎に)、個人別に実施する2調査に関してはレポートを提出してもらうことになる。この3本に基づくレポート・プレゼン点に、授業での発言回数と出席状況を加味して評価する。]
オフィスアワー
時間割が確定しないと決定できないので、年度初めに本館4F・社会学科後藤研究室前に掲示する。なお、可能な限り、メールで事前に予約を取るように心がけてほしい。メールアドレスは、第1回の授業時に知らせる。