科目名  理論・学説名著講読2
          理論・学説名著講読2
  
2 単位  
 
社会学科  
2~4 年  
後期 
選択 
教員名  杉谷 武信 
授業テーマ
U.ベックのリスク社会論を学ぶ 
授業のねらい・到達目標
原子力発電所事故や環境問題など、今日私たちは誰もが避けられぬ「リスク」に直面している。この「リスク」についてベックの『世界リスク社会論』(特にその中の「世界リスク社会、世界公共性、グローバルなサブ政治」を中心に)を精読しながら理解し、今日の社会問題を考察するさいに役立つ理論を身につけたい。 
授業の方法
演習と講義を組みあわせて授業を行う予定である。 
履修条件
なし。 
事前学習・授業計画コメント
受講者各自は必ず指定の教科書を用意し、私が授業中に指定した箇所を熟読のうえ、「予習ノート」を作成し、毎授業終了後に提出すること。 
授業計画
1
ガイダンス 
2
ベック社会学のあらまし~リスク社会論と個人化論について 
3
講読~世界リスク社会論の準拠点(その1) 
4
講読~世界リスク社会論の準拠点(その2) 
5
講読~世界リスク社会論の準拠点(その3) 
6
講読~世界リスク社会論の準拠点(その4) 
7
講読~世界リスク社会論の準拠点(その5) 
8
講読~世界公共性とグローバルなサブ政治の徴、成立条件、表現形式(その1) 
9
講読~世界公共性とグローバルなサブ政治の徴、成立条件、表現形式(その2) 
10
講読~世界公共性とグローバルなサブ政治の徴、成立条件、表現形式(その3) 
11
講読~世界公共性とグローバルなサブ政治の徴、成立条件、表現形式(その4) 
12
小括 
13
レポート提出と解説 
14
補足 
15
レポート講評と総括 
その他
教科書
U.ベック著 島村賢一訳  『世界リスク社会論』  筑摩書房  2010年
 
参考書
U.ベック著 東廉・伊藤美登里訳  『危険社会』  法政大学出版局  1998年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(50%) 、 レポート(50%)
コメント[平常点には出席・予習ノートの提出等が含まれる。]
オフィスアワー
授業開始前と終了後に質問を受け付ける。