科目名  民俗文化論
          民俗文化論
  
2 単位  
 
社会学科  
2~4 年  
前期 
選択 
教員名  斎藤 弘美 
授業テーマ
水と民俗文化 
授業のねらい・到達目標
四方を海に囲まれた日本。豊かな森が蓄えた水は、山にも里にも海にも、多くの実りをもたらしてきた。
一方で水は災害をももたらし、信仰の対象ともなった。
民俗を『水』という視点からとらえることで、日本の自然と文化の関係をわかりやすく解説していく。 
授業の方法
講義形式で進めるが、講義を聴くことで湧いてきた疑問には
毎回、質問票に答える形で双方向授業を行う。
また、理解を助けるためにビデオやDVDの視聴も適宜入れていく。
自ら調べ、考えることも大切なので、授業の最後にレポートの提出も求める。 
授業計画
1
はじめに 〜 「水」を通して民俗文化をかんがえる 
2
川と民俗(1)   水が運ぶもの 
3
川と民俗(2)   用水と水田 
4
川と民俗(3)   川と信仰 
5
海と民俗(1)   渚の民俗 
6
海と民俗(2)   漁業と航海 
7
海と民俗(3)   海と信仰 
8
生活の中の水(1) 井戸と厠 
9
生活の中の水(2) 生活用水 
10
水と災害 
11
民俗儀礼と水 
12
河原と民俗 
13
講義内容の整理・授業内試験と解説(1) 
14
講義内容の整理・授業内試験と解説(2) 
15
まとめ ~ 水を通してみた環境と民俗 
その他
教科書
なし 
参考書
必要に応じて授業中に指示、または資料を配布する 
成績評価の方法
及び基準
平常点(10%) 、 レポート(35%) 、 授業内テスト(30%) 、 授業参画度(25%)
コメント[第13回もしくは第14回に授業内試験を行う]
オフィスアワー
非常勤講師室、授業の前後 
備考
過去、または本期に民俗学1を受講していることが望ましい