授業テーマ
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フィールドワーク論
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授業のねらい・到達目標
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この講義では質的調査(参与観察)の方法論について講義・議論する。その際、調査対象者との出会い・泣き・笑い・悲しみなどの“つきあい”を含みこんだ一連の営みとして質的調査を位置づけ、方法論的課題・テーマの見つけ方・聞き取りの方法・エスノグラフィーの作成など調査のプロセス・方法を議論する。さらに本講義では、社会学的質的調査を想定しているため、現場と社会学の対話を試みる。受講者はこの授業を通して自分で社会学的なエスノグラフィーを書くことができるようになる。
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授業の方法
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講義・ディスカッション
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履修条件
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とくになし
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事前学習・授業計画コメント
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各回のテーマにそって事前に教科書を読んでください。授業当日は前半講義・後半議論というスタイルを導入します。生徒とのポリフォニーを楽しむために「一般的な講義」とは違った形式をとります。その詳細はガイダンスで説明します。
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授業計画
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1
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ガイダンス 参与観察とは
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2
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出発前
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3
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現場初心者
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4
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現場での作法
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5
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現場での違和感
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6
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メンバーになる頃
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7
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問題化する
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8
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参与の渦中に聞き取りをする(1)
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9
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メンバーと調査者の間
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10
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参与の渦中に聞き取りをする(2)
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11
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対象を描く
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12
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現場を去る
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13
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中間のまとめ
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14
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参考文献の研究
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15
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社会へ投げ返す
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その他
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教科書
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山北輝裕
『はじめての参与観察』
ナカニシヤ出版
2011年
第1版
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参考書
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各授業ごとにお勧めのエスノグラフィーを紹介します。
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成績評価の方法 及び基準
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平常点(40%)
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授業内テスト(60%)
コメント[中間まとめ(到達度確認)は教科書を使用する場合があります。]
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オフィスアワー
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授業開始日に提示します。
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備考
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【平成22年度以降入学者用】開講科目
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