科目名  情報メディア特殊研究
          情報メディア特殊講義
  
2 単位  
 
社会学科  
3 年  
後期 
選択必修 
教員名  霜鳥 秀雄 
授業テーマ
テレビ・ドキュメンタリー番組で学ぶ近現代史の読み方 
授業のねらい・到達目標
日本の近現代史、主として昭和初期から太平洋戦争終結までの時代における出来事を素材としたテレビ・ドキュメンタリー番組を視聴し、いまの時代に生きる私たち視聴者への制作者からのメッセージ、問いかけや問題提起に対して、理解を深めるとともに考察を重ねます。その上で、日々内外で起きる様々な事柄について、歴史事例からの類推や想起を通して、いま、そして未来に向けて、これでいいのかどうかを評価・判断する能力を身につけることを目標とします。 
授業の方法
テレビ・ドキュメンタリー番組を視聴し、内容を確認するとともに感想や意見を交換した上で、番組に対する自分の意見を3~5行程度にまとめて提出してもらいます。次週受講生のコメントの内容をプリントにしてフィードバックして、その後の「まとめと話し合い」で、さらに考察を重ねていきます。 
履修条件
特にありません。 
事前学習・授業計画コメント
事前学習は必要としませんが、授業では、50~60分程度の番組を視聴しますので、極力遅刻をしないようにしてください。授業計画について、2012年夏に放送される直近の番組も視聴対象にします。このため視聴番組の詳細とそのラインアップはガイダンスでお知らせします。シラバス作成の現時点では、①2011年放送のNHK特集『日本人はなぜ戦争へと向かったのか』の4本シリーズ、②同じく2011年放送の『白熱教室JAPAN~ヒロシマからフクシマへ届けられるもの』2本シリーズ、③昭和の戦争の時代を生きた人々の証言記録を素材とした番組(2010~11年放送のNHK特集など)数本を予定しています。 
授業計画
1
ガイダンス、授業の進め方 
2
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(1) 
3
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(2) 
4
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(3) 
5
これまで視聴した番組についての「まとめと話し合い」(1) 
6
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(4) 
7
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(5) 
8
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(6) 
9
これまで視聴した番組についての「まとめと話し合い」(2) 
10
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(7) 
11
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(8) 
12
番組視聴、内容解説、感想と意見交換、コメント作成(9) 
13
これまで視聴した番組についての「まとめと話し合い」(3) 
14
学習内容を整理してリポートを作成する 
15
まとめ 
その他
教科書
なし。その都度プリントを配布します。 
参考書
なし。その都度お知らせします。 
成績評価の方法
及び基準
平常点(40%) 、 レポート(20%) 、 授業参画度(40%)
コメント[平常点は毎回提出するリアクションペーパー(視聴番組に対するコメント、授業についての感想・意見その他雑感を記した)の内容、授業参画度は授業における積極性や協調性、オフィスアワーの活用、出席状況などによって評価します。なお、授業内試験は実施せず、授業内でレポートを作成し提出(第14回)していただきます。]
オフィスアワー
開講時に指示します。積極的に活用してください。E-mailによる質問も何時でも可能です。アドレスは、PCはhshimotori@g01.itscom.net、携帯はplanet-hs7@ez.web.ne.jpです。 
備考
履修される方で、第1回ガイダンス・第2回の授業とも出席できない場合は、メールで教員宛て(アドレスはオフィスアワー欄)連絡するか、授業出席者を介して出席表を提出してください。