授業テーマ
|
環境問題と環境思想および社会理論の関連について論じる
|
授業のねらい・到達目標
|
環境問題に対する社会学および社会科学の理論的アプローチを多面的に検討する。具体的な事例を挙げながら,理論的立場の多様性を理解していく。
|
授業の方法
|
講義と併せてコメントシートの記入および発表を行う。
|
履修条件
|
積極的な参加を望む。
|
事前学習・授業計画コメント
|
授業内で指示した参考図書や資料について,理解を深めておくことが望まれる。
|
授業計画
|
1
|
ガイダンス:講義の進め方について
|
2
|
社会学および社会理論における自然環境の位置づけ
|
3
|
功利主義の基礎
|
4
|
合理的選択理論:囚人のジレンマ・共有地の悲劇について
|
5
|
リベラリズムの基礎
|
6
|
正義論の基礎および環境正義論
|
7
|
「自然の権利」論と固有の価値論
|
8
|
再帰的近代化論とリスク社会論
|
9
|
多元的正義論の基礎
|
10
|
文化多元主義・多文化主義と生命地域主義
|
11
|
コミュニタリアニズムの基礎
|
12
|
生活環境主義と地域社会
|
13
|
ラディカル・デモクラシーの基礎
|
14
|
ラディカル環境主義と直接行動およびエコロジズム
|
15
|
まとめ
|
その他
|
教科書
|
プリント配布。必要に応じて指示する。
|
参考書
|
有賀 誠ほか
『ポスト・リベラリズム』
ナカニシヤ出版
2000年
磯野弥生他
『地域と環境政策』
勁草書房
2006年
満田久義
『環境社会学への招待』
朝日新聞社
2005年
その他,必要に応じて指示する。
|
成績評価の方法 及び基準
|
平常点(20%)
、
レポート(20%)
、
授業参画度(60%)
コメント[出席状況および提出物を重視する。]
|
オフィスアワー
|
授業終了後,教室にて受け付ける。
|
|