科目名  ゼミナール2
          ゼミナール2
  
2 単位  
 
社会学科  
4 年  
通年 
選択必修 
教員名  山本 質素 
授業テーマ
異文化理解と自文化理解 
授業のねらい・到達目標
国際化の進展に伴い、多様な文化を持つ人々との接触機会が増大する現代社会において、生活様式や価値観の違い等が原因となって起こる諸問題を文化人類学的視点から捉え、考察する力を身につける。あわせて、比較の基点としての日本文化を相対化して理解する視点を養う。 
授業の方法
異文化接触に伴う現代の問題、異文化理解の道筋などの範囲で、各自の問題関心にもとづいて、①現代社会の中にテーマを設定し、課題に関する文化的背景など、テーマを追究するための資料の収集・読解・分析・考察をレポートとして作成し、レジュメにまとめる。②作成したレジュメによるゼミ発表の形式で進める。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
前期は、現代社会の中に問題を発見し、課題/仮説を設定し、教材および関連文献を読み、要約したレジュメを作成し、レジュメにもとづいた発表を行う力を確実にする。
夏季は、①ゼミの共通課題に関して、資料を収集する。②収集した資料にもとづいて夏季合宿の場で全体討論を行う。
後期は、夏季レポート・レジュメにもとづいてゼミ発表を行う。 
授業計画
1
ゼミナールの概要・目的の解説と前期課題分担 
2
自民族中心主義と文化相対主義(講義) 
3
文化相対主義の課題(講義) 
4
ゼミ発表と質疑応答1 
5
ゼミ発表と質疑応答2 
6
ゼミ発表と質疑応答3 
7
ゼミ発表と質疑応答4 
8
ゼミ発表と質疑応答5 
9
夏季共通課題の検討 
10
ゼミ発表と質疑応答6 
11
ゼミ発表と質疑応答7 
12
ゼミ発表と質疑応答8 
13
ゼミ発表と質疑応答9 
14
総括討論と夏季共通課題について 
15
前期のまとめ 
16
夏季レポート・レジュメの提出 
17
レジュメによる発表と質疑応答1 
18
レジュメによる発表と質疑応答2 
19
レジュメによる発表と質疑応答3 
20
レジュメによる発表と質疑応答4 
21
レジュメによる発表と質疑応答5 
22
中間総括 
23
レジュメによる発表と質疑応答6 
24
レジュメによる発表と質疑応答7 
25
レジュメによる発表と質疑応答8 
26
レジュメによる発表と質疑応答9 
27
総括討論1 
28
総括討論2と冬季課題の検討 
29
冬季課題に関する討論1 
30
冬季課題に関する討論2/まとめ 
その他
教科書
石井米夫・山内昌之編著  『日本人と多文化主義』  山川出版  1999年
 
参考書
阿部謹也  『近代化と世間』  朝日新聞社  2006年
その他、授業の進展に応じて紹介する。   
成績評価の方法
及び基準
平常点(30%) 、 レポート(40%) 、 授業参画度(30%)
コメント[ゼミ発表に対する質疑応答への参加度を平常点として評価する。]
オフィスアワー
開講時に指示する。