科目名  高等教育論
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
前期 
選択 
教員名  羽田 積男 
授業テーマ
教育課題としての現在の高等教育を、より広くより深く理解することをテーマとする。アメリカなど世界の高等教育の制度的な側面に焦点を当てる。 
授業のねらい・到達目標
さまざまな課題を抱える現代の高等教育を、その歴史的、制度的な展開を概観することからはじめ、生起しつつある最新の諸問題を考察することを通して、現代の高等教育制度の全体像を理解することをねらいとする。特に日本における高等教育の改革の動向について言及しつつすすめたい。高等教育の分野において活躍できるよう基礎的な教養を養うことを到達目標とする。 
授業の方法
この授業は、学生の主体的な課題への取組みを重視し、双方向の授業になるように心がけてすすめる。インターネットなどを駆使して最新の情報を集めながら、高等教育制度の変革の動向や高等教育の構造変革などをリアルタイムで把握し理解する。 
履修条件
なし。 
事前学習・授業計画コメント
学生各自が自主的に事前学習をしておくことが望まれる。その際には、インターネットなどを駆使することが望まれる。 
授業計画
1
はじめに―高等教育とはなにか 
2
古典古代期の学校 
3
中世大学と大学モデルの伝播 
4
近世大学から近代大学へ 
5
教養教育と専門教育(医学・法学・神学など) 
6
アメリカの教育・カレッジからユニバーシティへ 
7
科目選択制、単位制、主専攻・副専攻、GPA 
8
大学院・専門職大学院と学位 
9
短期高等教育 
10
女子のための高等教育 
11
少数派・障害者のための高等教育 
12
オンライン・遠隔高等教育 
13
変わる世界の留学制度
      
14
高等教育の現代的な課題 
15
総括 
その他
教科書
なし。 
参考書
授業最初に総合的な案内をし、各回においてもその内容に即して適宜に紹介する。授業に必要な資料などはコピーを配布する。 
成績評価の方法
及び基準
レポート(100%)
コメント[定期試験に代えて、課題報告を課す。A4判横書きで、5,000字以上を原則とする。課題名や内容など詳細は授業時に示す。]
オフィスアワー
水曜日6時限 
備考
授業には、電子辞書などを必携のこと。