日本大学文理学部シラバスオンライン入稿

授業テーマ	比較教育学で考える日米の高等教育
授業のねらい・到達目標	この授業は、比較教育学の理論と方法を用いて実際の教育をより深く理解しようとするものである。日本の高等教育を念頭において、特に高等教育の先進国であるアメリカと比較することを通じて、比較教育学がどのような学問であり、どのような有効性をもっているかを理解することをねらいとする。国際的な視野から高等教育を考えることを到達目標とする。
授業の方法	この授業は、講義法を取り入れるが、できるだけ双方向の授業になるように心がけてすすめる。学生に課題報告や調査を求めてすすめたい。学生には積極的な発言が期待されている。
履修条件	なし。
事前学習・授業計画コメント	シラバスに沿って事前の下調べをしておくことが求められる。

授業計画
1	はじめに―授業のすすめた、比較教育学とはなにか
2	比較教育学の理論と方法（１）
3	比較教育学の理論と方法（２）
4	高等教育の発展類型の比較教育学―Ｍ．トロウのモデル
5	高等教育の発展類型の比較教育学―アメリカの大学の史的展開１
6	高等教育の発展類型の比較教育学－アメリカの大学の史的展開２
7	高等教育の発展類型の比較教育学－日本の大学の史的展開１
8	高等教育の発展類型の比較教育学ー日本の大学の史的展開２
9	高等教育制度の日米比較―国公立大学と私立の大学
10	高等教育改革の日米比較―大学の第三者評価をめぐって・評価制度
11	高等教育改革の日米比較―大学の第三者評価をめぐって・学習成果評価
12	高等教育改革の日米比較－大学ランキングをめぐって
13	高等教育改革の日米比較―営利型大学の成立と発展
14	おわりに―比較教育学の研究動向
15	総括

その他
教科書	なし。
参考書	授業開始時と授業進行に合わせて適宜に紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常点(30%) 、レポート(70%) コメント[定期試験に代えてレポート課題を課す。A-4判レポート用紙横書き、本文3,000字以上の課題で、課題名や締切日などの詳細は授業時に示す。]
オフィスアワー	水曜日6時限
備考	授業には電子辞書かスマートフォンを必携のこと。