科目名  教育学演習1
          
  
1 単位  
 
 
2 年  
前期 
必修 
教員名  羽田 積男 
授業テーマ
「教壇に立って総合学習の授業をやってみよう」が授業のテーマである。この授業は教育学を学ぶ者にとって重要な経験である教壇実習を試み、その経験から学ぼうとする授業である。現在の学校教育の課題を身をもって学ぶことを目指す。模擬授業の内容は、中高生に向けた内容であり、参考書の記載内容に沿ったテーマを概ね扱うことにする。 
授業のねらい・到達目標
「教育学基礎論1・2」で学んだことを応用しながら、教壇に立って模擬授業を行う。さまざまなスキルや教育学についての理解を深めていくことができることをねらっている。授業のすすめ方、ディスカッションの仕方・させ方、メディア報道の批判的な接し方、文科省やアメリカのHPの活用法、CiNiiの利用法など幅広く学び使いこなすことを到達目標とする。 
授業の方法
この授業の方法は、模擬授業を中心とする演習形式とし、各自が50分の模擬授業を試みる。総合学習の時間に即して、国際理解・アメリカ理解が可能になるように工夫に凝らした授業実践とすること。参考書を使って、授業資料を作成の上、これを使いながら授業を展開することが望まれる。 
履修条件
同一教員の教育学演習1・2をセットで履修すること。 
事前学習・授業計画コメント
授業各回のテーマは、学生各自の選択したテーマなどによって、順序は変動することがある。また、参考書のなかから自由なテーマを選ぶことも可能とする。 
授業計画
1
はじめに―授業のすすめ方 
2
教育基本法、学習指導要領、総合的な学習の時間について 
3
国際理解教育とは何か アメリカを教材とする意義について 
4
アメリカの過去1 
5
アメリカの過去2 
6
アメリカの過去3 
7
アメリカの過去4 
8
アメリカの学校と大学1 
9
アメリカの学校と大学2 
10
アメリカの学校と大学3 
11
アメリカの生活1 
12
アメリカの生活2 
13
アメリカの生活3 
14
前期のまとめ-理論の部ー 
15
前期のまとめ-実践の部- 
その他
参考書
渡部 淳  『中高生のためのアメリカ理解入門』  米国理解研究会  2004年  第初版
参考書は授業担当者が準備して授業の冒頭において全員に配布する。
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(70%) 、 レポート(30%)
コメント[定期試験は実施しない。学期の最後に、3,000字以上の課題報告を提出する。その内容や書式などの詳しいことは授業で示す。]
オフィスアワー
授業開講時に示す。 
備考
授業には、電子辞書もしくはスマートフォンを必携のこと。