科目名  教育学演習3
          
  
1 単位  
 
 
3 年  
前期 
必修 
教員名  渡部 淳 
授業テーマ
教育における身体表現の可能性 
授業のねらい・到達目標
若者たちが生き生きと表現活動を行う授業とはどういうものか。全身を使ってコミュニケートし、全身で学ぶ参加型学習を支える前提条件とはなにか。こうした課題を解明するために、演劇的手法を用いた教育実践の可能性を検討する。 
授業の方法
様々なタイプのアクティビティ(技法)を実際に経験し、それらを自分でも指導・運用できるようなスキル(技能)を身につけてもらう。また、身体表現と教育にかかわる理論や現状についても学ぶ。 
履修条件
同一教員の教育学演習3・4をセットで履修すること 
事前学習・授業計画コメント
毎回のワークショップの内容を振り返り、独自のノートを作成してもらいます。また、授業の最後に次回のテーマについて説明しますので、準備してください。 
授業計画
1
「からだほぐし」のレッスン 
2
教室的コミュニケーションの特質 
3
アイス・ブレーキングの技法① 
4
アイス・ブレーキングの技法② 
5
教室の身体-「教える身体」と「教わる身体」 
6
自己表現力をチェックしてみる 
7
言葉を使わないコミュニケーションとはどういうものか 
8
メディアとしての「声とからだ」-人の心に届く声とはどういうものか 
9
心の中の葛藤を可視化する 
10
身体表現と教育の関係史 
11
日本の演劇的手法による教育の最前線① 
12
日本の演劇的手法による教育の最前線② 
13
自然体とはどういうものか 
14
文献調査法 
15
エッセーの執筆およびまとめ 
その他
教科書
なし(プリント配布) 
参考書
渡部淳  『教育における演劇的知-21世紀の授業像と教師の役割』  柏書房  2001年  第1版
J.ニーランズ 渡部淳  『教育方法としてのドラマ』  晩成書房  2009年  第1版
渡部淳+獲得型教育研究会 編  『学びを変えるドラマの手法』  旬報社  2010年
渡部淳+獲得型教育研究会 編  『学びへのウォーミングアップ 70の技法』  旬報社  2011年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(30%) 、 レポート(40%) 、 授業参画度(30%)
オフィスアワー
最初の授業で指示する