科目名  国際理解教育論
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
後期 
選択 
教員名  渡部 淳 
授業テーマ
変容する日本社会と国際理解教育 
授業のねらい・到達目標
日本の社会は、「国際化」「グローバル化」のなかで揺れ動いている。教育の分野で、その変化とパラレルな関係にあるのが国際理解教育である。日本の国際理解教育で何が課題となり、その内容がどう変化してきたのかを検討し、その将来方向を展望する。 
授業の方法
講義が基本となるが、資料・教材の分析、グループでのディスカッションなど、参加型の方法を随時導入する。 
履修条件
なし 
事前学習・授業計画コメント
毎回プリント資料を用意して授業します。授業後はプリントに沿って授業を振り返り、ノートにまとめていただきます。また授業の最後に次回のテーマについて説明しますので、準備してください。 
授業計画
1
日本社会の「国際化」と教育 
2
多様化する国際理解教育 
3
日本のユネスコ加盟とその初志 
4
ユネスコの国際理解教育の変遷 
5
協同学校の歴史的経験-実践事例の分析 
6
国際理解教育と学習方法の改革-「ドロール・レポート」を中心に 
7
象徴としての帰国生徒問題と外国籍の子どもたちの教育 
8
多文化共生の思想 
9
平和・人権・民主主義の教育 
10
21世紀の国際理解教育の新動向 
11
教材開発の新しい動向―実践事例の分析 
12
国際理解教育と学習モデル 
13
授業内試験と解説 
14
文献調査法 
15
補足と総括 
その他
教科書
使用せず(プリント配布) 
参考書
渡部淳  『国際感覚ってなんだろう』  岩波書店(岩波ジュニア新書)  1995年
野口昇  『ユネスコ50年の歩み展望』  シングルカット社  1996年  第1版
日本国際理解教育学会 編  『グローバル時代の国際理解教育』  明石書店  2010年
 
成績評価の方法
及び基準
平常点(30%) 、 授業内テスト(40%) 、 授業参画度(30%)
オフィスアワー
最初の授業で指示する