科目名  環境教育論
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
前期 
選択 
教員名  北村 和夫 
授業テーマ
環境問題を根本から考えることを通して、環境教育の可能性を考える 
授業のねらい・到達目標
近代化は環境問題を必然的に生み出すと共に、それに抵抗する思想も生み出したことを見る。その上で、近代文化の伝達装置である学校で何ができるかを考える。また、環境問題は生き方全体にかかわるものだという視点を重視する。 
授業の方法
講義を基本とするが、毎回最後にアンケートを書いてもらい、そこにある疑問、質問等を大切にして進める。できるだけ、それらについて次回の最初に説明する。 
事前学習・授業計画コメント
事前学習は必要ないが、1回ごとにまとまりのある話をするので、全体としてどのような話の流れになっていたかを復習してほしい。 
授業計画
1
環境問題の歴史 
2
環境問題の対策の現状 
3
近代化とは何か 
4
高度経済成長と公害問題 
5
南方熊楠 
6
田中正造 
7
レイチェル・カーソン 
8
ヘンリー・ソロー 
9
近代学校システムの特徴 
10
事実レベルのエコロジカル・リテラシー①-エントロピー 
11
事実レベルのエコロジカル・リテラシー②-共生 
12
メタレベルのエコロジカル・リテラシー 
13
環境問題の展望-大地と体の見直しを中心に 
14
理解度の確認 
15
試験の解説と補足 
その他
参考書
北村和夫  『環境教育と学校の変革-ひとりの教師として何ができるか』  農漁村文化協会  2000年
 
成績評価の方法
及び基準
試験(80%) 、 状況を見て判断する(20%)
オフィスアワー
授業終了後、講師室。