科目名  教育と開発
          
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
前期 
選択 
教員名  劉 文君 
授業テーマ
 教育と開発の関係を把握し、現代の教育問題と課題を理解する。 
授業のねらい・到達目標
 教育と開発をめぐる問題を、発展途上国を中心に概説する。最初に、世界全体の教育の現状を把握する。特に、先進国と途上国のギャップとその要因を取り上げる。ついで、教育と開発の関連をめぐる理論的問題にもふれる。さらに、中国を事例に発展途上国の現状と課題を明らかにする。最後に、教育と開発に関して、先進国や国際機関の役割を考察する。 
授業の方法
 基本的に講義を中心とするが、受講者数によって、文献や資料に墓づき発表などをも考えたい。また、インターネットやビデオなどの教材も活用したい。 
履修条件
 なし 
授業計画
1
教育と開発 問題の所在 
2
教育と開発をめぐる理論① 
3
教育と開発をめぐる理論② 
4
世界の教育の現状 
5
教育水準と経済発展水準 
6
アジアの教育と経済発展① 
7
アジアの教育と経済発展② 
8
ケーススタディ①中国の経済発展と教育 
9
ケーススタディ②中国の初等・中等教育 
10
ケーススタディ③中国の高等教育 
11
日本の教育経験と途上国の教育開発 
12
国際機関と先進国の役割① 
13
国際機関と先進国の役割② 
14
理解度の確認、要点の確認など 
15
総括、試験の解説と補足など 
その他
参考書
金子元久・小林雅之  『教育の政治経済学』  放送大学教育振興会  2000年
江原裕美  『開発と教育』  新評論  2001年
劉文君  『中国の職業教育政策――背景・実施過程・帰結』  東信堂  2004年
なし 
成績評価の方法
及び基準
平常点(30%) 、 レポート(40%) 、 授業参画度(30%)