科目名  スポーツ情報処理演習
          
  
2 単位  
 
 
3 年  
前期 
選択 
教員名  水落 文夫 
授業テーマ
パソコンでスポーツをおもしろくする 
授業のねらい・到達目標
現在ではスポーツ関連情報の形態がコンピュータを前提に規格化されていることも多く,必要な情報を収集・共有し分析し表現するために,コンピュータは欠かせない道具となっている。そこで,一般に広く利用されているソフトの操作による,スポーツ関連で代表的な情報処理過程を繰り返すことで,情報をうまく管理・活用する技能と発想の仕方に習熟する。 
授業の方法
スポーツによる教育や競技場面を考慮し,ソフト操作を極めることよりコンピュータをどのように活用するべきかの判断と発想が大切である。そこで,個々の課題の最初に目標と操作方法を解説・デモするが,その後は個人・グループで試行錯誤しながら課題をクリアしていく形となる。 
履修条件
コンピュータ・リテラシーの履修,または同等の知識を有すること。 
事前学習・授業計画コメント
授業の最後に,次回授業の情報処理課題を説明するので,資料集の該当する範囲を読んで大まかに理解しておくこと。また,前回授業の課題が終了していない場合は,次回授業までに終了しておくこと。 
授業計画
1
ガイダンス 
2
文理学部コンピュータシステムの利用方法。インターネット利用上のマナー、情報の収集。電子メールの設定と活用。 
3
インターネットを利用しスポーツ科学関連情報を集める(1)
PowerPointの基本操作、スライドページの作成。テキストファイルと画像ファイル、ファイル管理 
4
インターネットを利用しスポーツ科学関連情報を集める(2)
Web ページからの資料の入手。インターネットおよび文理図書館を利用した文献検索。 
5
Excelで体力診断シートをつくる(1)
Excelの基本操作、数値、文字データの入力。データ表の整形、四則演算、関数計算。 
6
Excelで体力診断シートをつくる(2)
統計量算出による評価。 
7
Excelで体力診断シートをつくる(3)
各種グラフの作成。体力診断表として整形。 
8
ExcelとPowerPointでラクテートカーブをつくる(1)
データ表の整形、四則演算、関数計算。 
9
ExcelとPowerPointでラクテートカーブをつくる(2)
ラクテートカーブの作成。 
10
ExcelとPowerPointでラクテートカーブをつくる(3)
ソフト間のデータ共有。概念図として整形、プレゼンテーション資料の作成。 
11
動作解析の基礎
ビデオ撮影によるスポーツ動作映像の収集。 
12
動作解析の方法(1)
動作解析ソフトを用いた座標データの作成。 
13
動作解析の方法(2)
動作解析ソフトを用いた速度や角速度の算出と表現。 
14
理解度の確認 
15
総括 
その他
教科書
なし(資料集配布) 
参考書
なし 
成績評価の方法
及び基準
レポート(50%) 、 授業参画度(50%)
オフィスアワー
体育学科第1実験室,土曜日15:00~17:00