授業テーマ
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パーソナリティ心理学の諸理論や研究を学び、パーソナリティについての理解を深める。
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授業のねらい・到達目標
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性格を記述し、測定し、その成り立ちやメカニズム、偏りなどについて科学的に研究するパーソナリティ心理学の基本的な理論を学びながら、様々な視点から性格というものについて考察し、さらに心理的障害の臨床を取り上げ、クライエントの性格の特徴、理解を深めることをねらいとする。
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授業の方法
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レポートと小グループ討議、講義を行なう。スライドを中心とするが、必要に応じて資料を配布する。
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授業計画
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1
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ガイダンス
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2
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パーソナリティとは
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3
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パーソナリティの捉え方 1(対人認知)
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4
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パーソナリティの捉え方 2(役割的性格)
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5
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パーソナリティの捉え方 3(習慣的性格)
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6
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パーソナリティの発達 1(乳幼児期―愛着と養育者の発達期待)
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7
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パーソナリティの発達 2(学童期―自己感)
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8
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パーソナリティの発達 3(青年期―自己の探求)
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9
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パーソナリティの発達 4(中年期―クライシスとパーソナリティ)
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10
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パーソナリティの発達 5(高齢期―長寿とパーソナリティ)
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11
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心理的障害への応用 1(正常と異常)
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12
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心理的障害への応用 2(パーソナリティ障害)
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13
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パーソナリティの理解の方法
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14
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まとめ・理解度の確認1(試験)
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15
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まとめ・理解度の確認2(試験の解説)
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その他
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教科書
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なし
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参考書
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戸田まり、サトウタツヤ、伊藤美奈子
『グラフィック性格心理学』
サイエンス社
2005年
丹野義彦、坂本真士、石垣琢磨
『臨床と性格の心理学』
岩波書店
2009年
必要な場合は授業内で指示する。
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成績評価の方法 及び基準
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レポート(20%)
、
授業内テスト(50%)
、
授業参画度(30%)
コメント[第14または第15回に授業内試験を実施]
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オフィスアワー
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なし
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