科目名  学習心理学
          学習心理学
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
前期 
選択必修 
教員名  真邉 一近 
授業テーマ
行動のメカニズムを探る 
授業のねらい・到達目標
学習心理学は、実験心理学にとどまらず、臨床、教育、福祉などにも関わっている。この講義では、行動の科学である学習心理学のおもしろさを伝えていきたい。 
授業の方法
実験場面を記録したビデオや、論文の著者の写真、実験装置などをAV機器を利用して示すことにより、学習心理学のトピックスをより具体的に紹介したい。 
事前学習・授業計画コメント
事前に前回の講義の内容を復習しておくこと。 
授業計画
1
「学習」とは:勉強のことじゃなかったの?? 
2
馴化と鋭敏化:どんなに美人やハンサムでも、ずっと一緒にいると飽きてしまう。 
3
2種類の学習:犬が餌をもらう前に流す「よだれ」と、「お手」の違い。 
4
レスポンデント条件づけの基礎:日本人と梅干し。 
5
味覚嫌悪条件づけ:なぜ、一度カキにあたると、カキが食べられなくなってしまうのか? 
6
オペラント条件付けの基礎:「どの様な状況で、何をしたら、どうなるか」が全て。 
7
強化・罰・消去と強化スケジュール:人や動物の行動は、その結果次第。 
8
刺激性制御:TPOをわきまえるとは? 
9
概念学習と刺激等価性:チワワも、セントバーナードも犬。カテゴリー化のメカニズム。 
10
記憶と学習:言語を持たない動物は、どの様に記憶するのか?
知覚の学習:Light? Right? 日本人でも聞き分けられるようになるか? 
11
技能の学習:ピアノや自転車、効果的な練習方法は?
その他のトピックス:学習された絶望感など。 
12
行動の心理学:基礎編1 
13
行動の心理学:基礎編2 
14
行動の心理学:応用編1 
15
行動の心理学:応用編2 
その他
教科書
授業中に配布するプリントを中心に講義を行うので、特に指定しない。 
参考書
なし 
成績評価の方法
及び基準
試験(100%)
コメント[定期試験の結果で評価するが、試験は、授業で講義した中から出題されます。良い点数をとるためには、出席し、配布されたプリントをノート代わりに利用する必要があります。]
オフィスアワー
講義終了後