科目名  臨床心理学特講4
          
  
2 単位  
 
 
3・4 年  
前期 
選択必修 
教員名  菅沼 憲治 
授業テーマ
REBTカウンセリングの理論と実践 
授業のねらい・到達目標
カウンセリングには2つの意義がある。まずアセスメントの機能を意味し、クライエントの人間理解をすることである。さらに、心理学的援助の機能を意味し、クライエントに介入することである。そこでA,エリス博士により1955年に創始されたREBT理論を先行モデルとしカウンセリングに関する上記2つの領域を学ぶことにする。 
授業の方法
テキストに基づき講義をする。また、REBTカウンセリングに関する面接テープ、ビデオ教材を随時活用し、実習も行う。 
授業計画
1
REBTについての概説、クライエントに問題を尋ねる 
2
目標問題の定義付け及び同意 
3
Cを査定する 
4
Aを査定する 
5
メタ感情問題を確認し、査定する 
6
B-Cの関連を教える 
7
ビリーフを査定する 
8
イラショナルビリーフとCを関連付ける 
9
イラショナルビリーフを論駁する 
10
クライエントがラショナルビリーフへの確信を深めるための用意をする 
11
クライエントが新しい知識で実践できるよう勇気づける 
12
宿題をチェックする 
13
徹底捜査過程を促す 
14
授業の中間まとめ・理解度の確認① 
15
まとめ・理解度の確認②・試験の解説 
その他
教科書
菅沼憲治(編)  『現代のエスプリ REBTカウンセリング 「感情の問題解決」を指向して』  至文堂  2010年
 
参考書
ウィンディ・ドライデン/レイモンド・デジサッピ(著) 菅沼憲治(訳)  『実践論理療法入門 -カウンセリングを学ぶ人のために-』  2010年  第6版
テキストを予習の上、授業に参加すること。また、随時必要に応じて補足資料を配布する。 
成績評価の方法
及び基準
試験(80%) 、 レポート(10%) 、 授業参画度(10%)